日刊ゲンダイより一部転載しました。http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/160423/3
(前略)
こんなデタラメ組織に国民の大事な年金情報が握られているのかと思うとゾッとするが、「今回の事態は起きるべくして起きた」と言い切るのは元検事の郷原信郎弁護士だ。郷原氏は昨年3月に廃止された年金業務監視委員会の委員長で、当時から年金機構のガバナンス体制を問題視し、政府に監視機関の必要性を訴えていた。
「あの組織は厚労省と機構の身内によるお手盛り組織なのです。だから緊張感が欠けている。恐らく機構の上層部は、今も現場の状況を把握できていないでしょう。そもそも個人情報にパスワードを設定していなかったこと自体が論外です。監視機関を廃止した弊害ですよ」(郷原信郎氏)
年金業務監視委員会を廃止したのは安倍政権だ。安倍は流出問題について「万全を期す」なんて言っているが、第1次政権で「消えた年金」問題が発覚した際に「最後のひとりまで記録をチェックして年金を支払う」なんて言って結局、途中で放り出した“前科”がある。
「社会保障」よりも「安全保障」にシャカリキになっている男が、今回の大問題を招いた元凶といっていい。
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◆今回の流失については、まさに起こるべくして起こっています。監視体制を築いていませんでした。まるで、311と同じように感じているのは、私だけでしょうか?
そうなるように、わざと監視委員会を廃止して、このような問題を引き起こす手助けをしていた。そのように感じるのは、私だけでしょうか?
罪の意識のない、小泉竹中そしてアベも。自民党全員で、良く考えるべきです。自民党の党員も考えるべきです。
もう一つ問題があります。PCが持ち込まれた世代に、管理職に就いていた人達は、まったくPCの内容には無頓着です。若者の方が、中身については知っているのに、管理職は、本当に無知で怠慢です。そのことは、今回の事に限りません。知らない事が多いのですが、問題なのは知ろうとしないことです。安心しているのは管理職とPCに詳しくない人なんです。(私も詳しくないひとりです)