私のような糖尿病患者に限らず、糖分というのはデブの温床なので、健康維持のためには控えたほうが良いらしい。しかし、甘さというのは、脂身と同じく、うまさの源泉なので、なかなかそれなしではいられない。その上というか、砂糖というのは、有効な活用法がたくさんあるので、市場に出回っている多くの食べ物に、入れられている。例えば、パンには、発酵の段階で均一に形よく膨らませるため、たくさん砂糖が入れられている。さらに砂糖には、保存食としても価値もある。ジャムが長持ちするのは、そのためである。当然、防腐剤を使いたくない商品には、多くの砂糖が使われる。つまり、私たちの周りにある食品には、砂糖が使われているのである。だから、普通に食事をしていれば、自然にデブへの階段を上っていくことになる。たぶん、これが先進国の過食症とは違うデブ化の原因ではないかと思われる。ではどうやったら防ぐことができるのか。たぶん、防ぐことはできないのである。なぜなら私たちは昔の貧困な食事生活に戻ることはできないからである。せめては、食物繊維のあるものと一緒に食べれば、糖の吸収を抑えることができますよとか、運動をして、早めに糖分を燃やしてしまいましょうとかしかないようである。残念でした。
Y-FP Office Japan
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