私は復活劇に期待する。

今日の朝は眠い。昨夜に、サッカー日本代表の試合を見てしまったからだ。本来の私なら、ワールドカップの出場を決めた後の試合で、日本時間で、午前2時過ぎに行われる試合なら、後日、行われるはずの再放送で、十分なはずだった。しかし、私には期待があった。それはオーストラリア戦では出場機会のなかった本田圭佑が登場するはずだ。若者にその座を譲った彼の復活劇が見られるはずだというものだった。私の期待は彼の先発出場まではかなえられた。しかし、私が期待した“俺が、俺が”という超積極姿勢は一度も見られなかった。日本代表のイレブンの中でも、かすんでいた。そして、後半からは彼に変わって、浅野が登場した。試合は暑さと湿気によって、徐々に消耗してしまった日本代表が虚を突かれ、1点を失い、そのまま、敗戦した。東京体育館ではバレーボールのワールドグランプリが開催された。韓国が初日に相手だったのだが、韓国の若手に苦戦しながらも３―０で勝利した。この試合では子供を出産し、復活した荒木絵里香が存在感を増していた。そして、復活と言えば、競泳の渡部香生子がインカレの女子１００、２００メートル平泳ぎで２年ぶりの２冠を達成した。一時は無敵の世界女王として、君臨した彼女がどん底を経験したのは、彼女のいないリオの夏であった。(2017.09.06)

Y-FP Office Japan

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