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管理人の仕事の中心は人情味あふれる人間関係である。

2018-04-22 10:19:26 | FP

私の住むマンションには管理人がいる。正式には管理員と言い、私などは管理員から管理人ではないと訂正を求められたこともある。しかし、私は関東人なので、管理員はまことに発音しにくい。そして、いつの間にか管理人となり、管理員さんの方でもいつのまにか黙認してくださるようになった。まあ、管理会社としても、スチュワーデスをキャビンアテンダントと名称を変えて、モチベーションを上げた同じ試みを行っているということだろう。実はそれほどに、マンションの管理人さんのなり手が減少しているということらしい。マンションの管理人さんと言うのは見た目には楽そうである。一日中管理室の椅子に座って、子供たちに笑顔を見せていればよいという存在と思われているがそうではない。ごみ収集車が来る前にゴミ集積場にたまったごみを出さなければならない。住民はすべてがルールを守り、礼儀正しい人ばかりではない。だから分別ゴミの中身まで確認しなければならない。時には巡回や軽い清掃のために高層の階段を上下しなければならない。だが、15年くらい前までは、この仕事は企業の早期退職者の絶好の働き場であった。彼らはまだ50代であったのだ。その彼らが65歳の定年を迎えるまで、これまでのノルマ至上主義から解放されて、ある意味、ゆとりある生活に戻ることができたのである。だが、現在の管理人の就職時の年齢が65歳である。65歳にとっては体力的に苦しい。50歳代にとっては何でもないことが息苦しくなったのである。だから、今は管理人が人手不足なっているという。管理人のロボット化、AI化はまことに難しい。管理人の仕事の中心は人情味あふれる人間関係だからである。そういえば、小学校の用務員さんて今もいるのだろうか。いつの間にか消えていった職業なのだろうか。(2018.04.22)

Y-FP Office Japan

 

 

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