アイスランドのマクドナルドで6年前に買ったハンバーガーが腐らずカビらずピッカピカで発見され、歴史的資料として国立博物館にも展示されたという記事を目にした。アイスランドのマクドナルドは2009年に撤退し、その時に作られたハンバーグが今も食べられる状態だという。事実、ポテトが減っていて、展示中に食べられたのかもしれないという話だ。さて、パンの話である。大手Y社のパンは長く持つ。近くの手作りのパン屋さんのパンに比べれば、圧倒的長持ちである。Y社に勤める人の話を聞けば、相当な防腐剤は入っているのだという。長持ちのパンを作れば、在庫調整も簡単で、利益は出やすい。売れ残ったパンを捨てることもなく、どこかの安売りスーパーに転売すればよい。そして、人間の体に良い防腐剤というものもない。美味しいか不味いかの基準では、それほど差は無くとも、パンというものは毎日のように、私たちが口にするものである。アイスランドの長持ちをしたマクドナルド製品がどのような管理をされていたかは知らない。アイスランドは、その名の通り、寒い国である。だが、それにしても、そんなに長く持つ製品をアイスランドの人が食べていたのかと思うとぞっとする。(2015.1.29)
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