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裁判の判決も社会の風になびく。

2018-06-02 10:15:14 | FP
現在、国会では働き方改革法案などの審議が始まり、正社員と非正社員との同一労働同一賃金などが話合われているのであるが、私はかねての主張通り、身分の保証されている正社員の給料が身分の保証のされていない非正規社員よりも高いというのは資本主義の原理に反するので、いつの日か逆転するのではないかと思っている。だから法律的に同一労働同一賃金と固定しまうのはどうかと思うである。せめて、非正規社員の賃金は正社員の賃金を下回ってはならないくらいにしておくべきではないかと思うである。ただ、この法案は現在衆議院で審議中で、施行されていない。施行されていないが、世の中の流れはどんどん先取りしていくようである。6月1日に最高裁で出された判決がある。それは浜松にある物流会社「ハマキョウレックス」の契約社員として働くトラック運転手が起こした訴訟で、訴えは同じ仕事をしている正社員と契約社員との間に待遇に差があるのは、労働契約法が禁じる「不合理な格差」にあたるから改善せよと言うものである。判決は明確に契約社員側を支持し、会社側に改善を命じたのである。詳細は正社員に支給されている通勤手当、無事故手当、作業手当、給食手当と皆勤手当を正社員と同じように支払えというものであった。判決とはあくまでも現行の法律に基づくものであるはずだが、裁判官の出す判決と解釈は社会の風になびくものである。(2018.06.02)

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1 コメント

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Unknown (K)
2018-06-02 22:43:43
日本は法治国家であることが前提であるから、裁判官の判決は「社会の風潮」になびくものであってはなりません。それでは、無法の人民裁判もどきになってしまいます。裁判の判決はあくまで成文法に基づくものであり、法解釈上での見解に意見が分かれることはあっても、法令にないものを「風潮」で左右されたらすづに、権力者の「恣意」に左右されることになります。









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