台風１０号が接近する。名前はハイシェン。

台風１０号が過去最高クラスという勢力で、北上している。当初は四国から本州のどこかに上陸と予想されていたが、台風９号とほぼ同じ進路をとる。九州をかすめるか、西側を進む。それだけ、今年の太平洋高気圧が西に張り出しているということである。だから、東京あたりはかなり暑さが続くということである。他国のことだが、朝鮮半島は厄年のようなものである。さて、今年の台風には妙な名前がついている。台風１０号はハイシェン（海神）」とつけられている。中国提案名で「海神」を意味する。日本も加盟する各国の政府間組織である「台風委員会」が、北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風には、共通のアジア名を付けることを決定。2000年以降は、これらの領域内で使われている。アメリカのハリケーンに女性の名前を付けていることをまねたものだ。日本もいくつかノミネートしている名前がある。コイヌ、ヤギ、ウサギ、カジキ、カンムリ（冠）、クジラ、コグマ、コンパス、トカゲ、ヤマネコと可愛いものが多い。（くちなし亭、2020.09.04）

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