ウクライナ戦争がどうなるかと言うことが世界中の人たちの関心事である。どちらかと言えば、気のゆるみや統制の欠如がロシア軍にはあるようで、ウクライナ軍の指揮の高さが鮮明である。昨年12月31日に東部マキイフカでウクライナ軍の攻撃で89人が死亡した事についても、大勢のロシア兵が携帯電話を使用して、ウクライナ軍に集合場所をキャッチされたことが主な原因だという。さて、この戦争はロシアとアメリカに管理された戦争だという。長期化すればするほどに、ロシアの国力が弱体化し、アメリカの思うつぼだという人もいる。もちろんそれは当事国のウクライナも望んでいるところではない。ウクライナもロシアもそれぞれ終戦状態の希望に差が大きいのだが、早く終わらせたいということは同じである。ロシアが大国だけに、早期の終戦は難しいだろう。今年1年で、戦場で決着をつけることができるのだろうか。長引けば。ロシアだけでなく欧州もアメリカも疲弊する。使用する兵器が高額なものばかりなのだ。今年の末あたりに、何らかの動きが起こるかもしれない。(くちなし亭、2023.01.04)
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