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トンガの火山爆発、今は火山灰の被害に一番、あえいでいるようだ。

2022-01-20 10:22:44 | FP
南太平洋のトンガで15日午後5時10分(日本時間午後1時10分)ころに大規模な火山爆発(フンガ・トンガ フンガ・ハアパイ火山)があった。一時期、日本への津波の心配も、気象庁の警報が一変して、大騒ぎになったものだが、それもこれも、トンガとの通信が遮断され、詳しい情報が伝わってこなかったからだ。爆発から5日が経ち、徐々に、現地の情報が伝わってきた。津波はトンガでは数十センチ程度の小さなものだったという当初の報道は誤りで、実際は十数メートルにも及ぶような大規模なものだったようだ。現地のJICA職員からの衛星電話によれば、首都ヌクアロファにある島でも津波よって数十件の住宅が全壊または半壊したという。当初の数十センチの津波ではそのようなことは起こらない。また、そのほかの島では衛星写真によって、かなりの家屋の被害が出ているようである。島によっては島の形状さえ変わってしまったところもあるくらいである。さらに言えば、今回の災害は火山爆発と地震と津波がいっぺん来てしまったようなもので、島は火山灰の被害に、今は一番、あえいでいるようである。(くちなし亭、2022.01.20)

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