台風も慣れで被害も大きく変わる。

台風１５号は交通機関を直撃したようで、通過後の成田空港や翌日の出勤時期の混雑は映像を見る限り、厳しいものがあったようだ。だが、この混乱は人為的なものなので、計画運休にリンクして、考えれば解決する問題だろう。さて、日本の首都圏を台風１５号が襲う直前に、台風１３号が朝鮮半島を襲った。朝鮮半島というのは日本より少し北にあることや、通過するとしても、日本の九州などを通過した後が多いので、通過するとしても、相当弱まる。だから、台風に対する備えが日本に比べて弱い。それは仕方がないことで、沖縄に住む人たちの台風に対する備えは首都圏に住む私たちとは比べることができないほどである。たぶん、九州に住む人たちの備えも私たちに比べれば、しっかりしているはずである。台風１３号は７日から８日未明にかけて、韓国と北朝鮮を襲った。韓国では３人が死亡し、負傷者も続出した。一方、北朝鮮では５人が死亡し、４６０戸余りの住宅と１５棟の公共の建物が全半壊し、約４万６２００ヘクタールの農地が浸水したという。農地への浸水は日本でもあることなので、仕方がないことだが、大きく違うのは家屋の倒壊だろう。台風１５号は９５０ｈPa、台風１３号は９６０ｈPaである。（くちなし亭、9月10日）


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