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原油の値段はほどほどのところで推移するのが誰にとっても望ましい。

2016-05-25 10:53:28 | FP

5月24日のアメリカ原油先物市場は、1バレルあたり49.27ドルまで上昇した。50ドルに迫る勢いである。30ドルも割り込む低迷期は脱したようである。その原因は、在庫量の減少である。アメリカ石油協会の発表によれば、先週の減少量は510万バレルということで、専門家の予想を大幅に上回った。アメリカの特殊性があるのかもしれないが、アメリカの市場価格が世界の原油市場に与える影響は大きい。原油ののように、世界経済の血液ともたとえられるものは、その値が大きく上げても、下げても、どこの国にとっても、結局、良い影響は与えない。ノルウエーのリエン石油エネルギー相は昨今の、原油値段の上昇に一息つきながら、次のように語っている。「原油価格は過去に、140ドルに達したこともあったが、それが経済成長に寄与したことはない。」つまり、ノルウエーのような産油国でも、原油は均衡した値段で推移することを望んでいるのだ。日本のような原油輸入国も、結局のところ、あまりに原油が安くなると、輸出に大きな悪影響が出てきていることを知ったのである。原油の価格低迷が世界経済の縮小につながってしまうのである。(2016.5.25)

 Y-FP Office Japan

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