国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）は８日、最新の世界ランキングを発表したが、その中で日本は前回と同じく４７位であったそうだ。今年の６月に開催されるワールドカップ（Ｗ杯）で日本と同じＣ組に入ったコロンビアは５位、ギリシャは１０位、コートジボワールは２１位だった。つまり、ＦＩＦＡはＣ組の中で、日本が一番弱いと見ているのである。だが、日本の国内の雰囲気は、どうも違うようで、日本代表のベスト１６入りは当たり前のような錯覚に落ちいっている人も多いのだ。かくいう私も、その一人なのである。アベノミックスが重要な局面を迎える今年の、唯一の好材料は６月と言う時期に、日本の国民が熱狂するワールドカップが開催されるということである。だが、その結果が、あっけなく、予選敗退などと言うものになったら、その経済効果は半減してしまうだろう。もちろん、今年は４月の消費税の増税があり、テレビなどの大型家電商品の売れ行きはワールドカップ開催とは結び付きにくいと言われているのだが、それでも、日本代表が活躍するかしないかでは、大きく変わるはずである。その意味でも、日本代表に頑張ってもらいたいのである。
