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ポタポタの音の中で

2013-10-23 11:26:37 | FP
水道の水はどうして流れ出るのだろう。もちろん水道局がある程度の圧を加えて、水を押し出しているので、いわゆる蛇口を開ければ、水は流れ出る。昔の水道の蛇口と言えば、ハンドルを回すタイプで、回すことで、ゴム製のパッキンが塞ぎ、水の流出を防ぐ。これが基本スタイルである。最近のものはハンドルタイプのものでなくなって、押したり引いたり,上げたり下げたりして、水量を調節する。問題はパッキンである。年数がたつと劣化して、その隙間から水をポタポタと落ちる。我が家も10年が経ち、風呂場の蛇口から水がひたたり落ちるようになった。この音が静かな我が家ではうるさいのである。すぐに業者を呼ぶと「交換ですね。」という軽い答えである。交換費用は5万円を超える。私の修理で簡単に直るはずだという考えをあっさりと崩壊させてしまったのである。でも、あきらめきれない私はこう考えた。私の居るマンションは築10年である。ならば、同じような悩みを抱えた人も多いはずである。管理人に相談するとマンションの設備業者が紹介されてやってきた。その業者が現れて言った言葉は「交換ですね。」というものだった。このマンションの蛇口はヨーロッパ製で、部品の在庫がないということだった。それでもあきらめきれない私は数か月をポタポタの音の中で過ごした。だが、妻はそんな私を見捨てた。再び管理人に業者の電話番号を訪ね、手配を済ませたのだが、やってきた業者はたぶん、別のメンテナンス業者だったのだろう。さっさとパッキンの交換を済ませて、修理し終わると「終わりましたよ。」という声を残して、帰って行ったのだった。

Y-FP Office Japan

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