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2012年経済展望(その8、結び、原発と向き合う)

2012-01-16 10:14:29 | FP
昨年のこのコラムで、私は原子力発電所についてこう述べています。“原子力発電についても、私たちの意識の変化が感じられます。地球を汚さないクリーンなエネルギーとして、注目を集めているからです。けれど、私たちはいまだに、大声で、その推進を主張できません。過去の長い時間に私たちはその負の部分だけを見つめ、反対し続けてきたからです。けれど、今、私たちは気づいています。水力発電のダムを20や30作るよりも、原子力発電所を一基作るほうがはるかに効率的だと。”しかし、私たちはこの原子力発電所のあまりに大きな負の部分に、向き合うことになりました。東日本大震災での津波の被害は確かに多くの方々を悲しい思いにさせましたが、そこから立ち直ることにそれほどの年月を要しないでしょう。しかし、原発事故は違います。そこからもとの生活を取り戻すには20年や30年という長い年月を必要とするのです。それが他のエネルギー資源と大きく異にすることです。火力発電所でも大きな火災があるかもしれません、その災害時には、手がつけられない状況でも、いつかは消火し、復旧します。それが原発事故とは違うのです。自分達で、制御出来ない危険をいかにクリーンといっても、安易に採用できないのです。だからこそ、今、日本は新しいエネルギーの開発が求められているのです。海底深くに眠るガス田の採掘や太陽光発電の技術革新など、日本のとるべき道は沢山あるはずです。特に、必要なことは各家庭も含め、使うところで発電するシステムです。それが地球をクリーンにするとともに、エネルギー効率の面でも絶対に他を凌ぎます。

Y-FP Office Japan


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