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2011年を振り返る(その2国際事情)

2012-01-03 10:20:24 | FP
(1)昨年は国際的なテロ活動を扇動、または指揮した3人が死んだ。順番からいえば、アルカイダの指導者、ビン・ラビン氏、リビアのカダフイー大佐、北朝鮮の金正日総書記である。もちろん、カダフイー大佐や金正日総書記は国際環境の変化で、近年はテロ活動自体は自粛していたが、国際的なテロ組織にとっては頼りの綱であったことは間違いない。さらにいえば、キューバのフィデル・カストロ氏が正式に政界から引退したのも、昨年の2011年4月のことであった。(2)アラブの春と呼ばれる市民運動が起こり、チュニジア・エジプト・リビアなどで長期にわたって、それらの国々を独裁的に支配してきた指導者たちがその座を失った。そして、その波はシリアのアサド政権にも及んでいる。(3)世界的な金余り政策のために、富める者と富まない人たちとの格差社会が進み、反格差社会運動が巻き起こった。南ヨーロッパでは富める投資家からの圧力で、財政圧縮政策が採られると、それによって苦境に陥る人たちの広範なストライキやデモが引き起こされた。(4)南アフリカで開かれた気候変動枠組み条約締約国会議(COP17)の事実上の合意失敗はヨーロッパが世界を指導するという体制が崩壊しつつある象徴的な出来事となった。(5)タイで大洪水が発生し、日系企業などの現地工場に大被害をもたらしたが、それは日本の大震災ばかりでなく、地球的な規模で、気候変動が急速に進んでいることを示すものである。

Y-FP Office Japan

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