昼休み、ケータイに電話が来た。
好きな人からだった。
私のいるビルの1階にいるんだけど来られない?と。
行くに決まってる、好きなんだから。
「昨日お茶飲んだから、会わないでおこうと思ったんだけど、暇で」
照れたように笑いながら彼は言う。
暇が理由でもいい。
彼が会いに来てくれたならそれでいい。
ほんの10分でも会おうと思ってくれるその気持ちだけでいい。
何を話すわけでもなくソファに座ってなんとなくぼんやりとしている。
一緒にいる時間に彼は何を求めているんだろう。
身体じゃない。
もしそうだったらとっくにしている。
でも私が好きだからとにかく会いたいのと一緒とは思えない。
そう思って自分がまた痛い目に遭うのが嫌なだけなんだけど。
好きな人からだった。
私のいるビルの1階にいるんだけど来られない?と。
行くに決まってる、好きなんだから。
「昨日お茶飲んだから、会わないでおこうと思ったんだけど、暇で」
照れたように笑いながら彼は言う。
暇が理由でもいい。
彼が会いに来てくれたならそれでいい。
ほんの10分でも会おうと思ってくれるその気持ちだけでいい。
何を話すわけでもなくソファに座ってなんとなくぼんやりとしている。
一緒にいる時間に彼は何を求めているんだろう。
身体じゃない。
もしそうだったらとっくにしている。
でも私が好きだからとにかく会いたいのと一緒とは思えない。
そう思って自分がまた痛い目に遭うのが嫌なだけなんだけど。