虚言Blog

ホントかウソかわからない私の経験談を交えながら
恋愛のことを書き連ねるBlogになっていく予定。

彼の悪行

2004-07-21 20:49:03 | Weblog
「酔っ払うと口説き入っちゃうんだよ」
と彼は言う。
付き合ってる時には言わなかったこと。でも私は薄々気付いてたこと。
ふぅん、と興味深そうな顔をしてみる。
すると出るわ出るわ、悪事の数々。
「極悪人」
と私が言うと彼は笑って
「だから前からそう言ってんでしょ」
と言う。
確かに。
前から彼は自分のことをそう言っていた。
信じなかったのは私の勝手な思い込みのせいだ。
だけど私は何で今、笑ってそれを聞いているんだろう?
彼が
「こういう話聞いて辛くないの?」
と聞く。
うーん。
自分でもわからない。

お茶を飲みに

2004-07-21 20:36:00 | Weblog
仕事が終わる頃を見計らって好きな人がメールをくれた。
会いたいという内容だった。
私にはそれを拒否する理由は何もない。

なのに会ったときから彼は
「何で誘っちゃったんだろう」
と悔やんでいる。失礼なヤツだ。

お茶を飲みに行った。
コーヒー一杯で二時間粘った。
そこで私は、楽しくない…と言うか聞きたくない話を聞かされた。
こんなことを聞かせるために私を呼んだのか?と思うと腹が立った。
胸が痛んだ。
でも私は笑って聞いていた。
バカみたいにずっと笑っていた。

泣くのと笑うのは似てる

2004-07-21 11:02:45 | Weblog
「仕事関係者とは恋愛できないなー」
と好きな人が言う。
「でも私と付き合ってたじゃない」
私と彼は仕事で知り合ったのだ。
「君は変なヒトだから。普通は仕事に支障が出たりするじゃない」
「なによ、変なヒトって」
私が顔をしかめると彼が言った。

「別れた二人はこんなに親しくなれないものだよ。
 普通は別れた後は辛いからお互いに距離を置くでしょ?
 でも君は別れてからも辛いのを耐えて耐えて、今の状態になった。
 それとも全然辛くなかったの?」

胸の奥がずきん、と痛んで、泣きそうだと思った。
そう思ったのに、なぜか私は笑ってしまった。
笑っちゃいけない、と思っても口が歪んでしまって、とうとう下を向いてクスクスと笑ってしまった。
「どうして笑ってんの?」
「いや、辛かったの思い出したら、なんでかわかんないけど笑っちゃって」

本当に辛かったのだ、あの頃は。
怒りのあまり彼の目の前で、近くにあった壁を殴るほど辛かった。
でも今はこんなふうになっている。

それがおかしかった。
でも泣きたい気持ちもあった。
私の中の何かがそれを押し留め、笑わせた。
笑うのと泣くのは似ている、と言ったのは誰だっただろう。
そんなことを思いながらも、私の笑いは止まらなかった。

何でバレてるんだろ

2004-07-21 10:53:21 | Weblog
彼は私のことは全てお見通しだと言う。
全て、と言うのは言いすぎだ。
だけど、10回に1回くらい
「先の先の先の先」
くらいまでは読まれてるんじゃないかな、と思うときがある。
だから彼と話していると、心理戦みたいになってしまう事がある。

彼に見透かされすぎな自分が悔しい。
嘘はつきたくない。
だけど先回りして私が言おうとしてることを当てられると
何も言えなくなっちゃうよ。