虚言Blog

ホントかウソかわからない私の経験談を交えながら
恋愛のことを書き連ねるBlogになっていく予定。

会えたよ

2004-07-11 21:56:11 | Weblog
行こうかどうしようかと迷っていた。
だけど、行っていなくて当たり前、と思って車を走らせた。
そして彼の車はあった。
店に入ろうとしたとき、彼が出てくるところだった。
モタモタしてたら会えないところだった。
「帰るの?」
私が聞くと、まーね、と言う。
会いたかったから来ちゃった、と言えなくて
「ふーん。私は今から新作チェックしてくるね。またねー」
とだけ言って、手を振って別れた。
実は私はそのショップの会員じゃないので、
何も借りるつもりはなかったけど、
すぐ出て行って彼に遭遇するのも気まずいし、と
思ってしばらく時間をおいて店を出ると彼はまだいた。
「まだいたの?」
と言うと、彼は車がね…とかなんとか言っていた。

会えた会えた。
よかったな。

そう思って、じゃあ、と言って帰ろうとしたら
「お茶飲むか」
と彼が言った。

思わず、え?と聞き返した。
「嫌ならいいけど」
彼は言う。
意地悪でしょ?
でもこういうストレートじゃないところが好きなの。

休日に届いたメール

2004-07-11 17:47:21 | Weblog
届いたメールには
「ヒマ!」
と書いてあった。
電話をかけると、がちゃがちゃした音の中で彼が
「もしもしー?」
と言った。
いつものめんどくさそうな声じゃなくて、もっと感じよさそうな声で。
「どこにいるの?子どもの声がたくさんする」
と言うとビデオショップの名前を聞いた。
聞いた時にはもう、私はバッグをつかんで玄関を出ようとしていた。
「もうしばらくビデオ見てなよ」
「何で?」
「私もビデオ屋行くから。一日こもってるのも飽きたし」
と言うと
「来なくていいよ」
と嫌そうな彼の声。
こんなことを真に受けていたら彼には会えない。
たとえ一週間前に
「もう二人きりで会うのはやめよう」
と言われても。
彼がメールを送ってくるそのキモチに賭けるしかない。