行こうかどうしようかと迷っていた。
だけど、行っていなくて当たり前、と思って車を走らせた。
そして彼の車はあった。
店に入ろうとしたとき、彼が出てくるところだった。
モタモタしてたら会えないところだった。
「帰るの?」
私が聞くと、まーね、と言う。
会いたかったから来ちゃった、と言えなくて
「ふーん。私は今から新作チェックしてくるね。またねー」
とだけ言って、手を振って別れた。
実は私はそのショップの会員じゃないので、
何も借りるつもりはなかったけど、
すぐ出て行って彼に遭遇するのも気まずいし、と
思ってしばらく時間をおいて店を出ると彼はまだいた。
「まだいたの?」
と言うと、彼は車がね…とかなんとか言っていた。
会えた会えた。
よかったな。
そう思って、じゃあ、と言って帰ろうとしたら
「お茶飲むか」
と彼が言った。
思わず、え?と聞き返した。
「嫌ならいいけど」
彼は言う。
意地悪でしょ?
でもこういうストレートじゃないところが好きなの。
だけど、行っていなくて当たり前、と思って車を走らせた。
そして彼の車はあった。
店に入ろうとしたとき、彼が出てくるところだった。
モタモタしてたら会えないところだった。
「帰るの?」
私が聞くと、まーね、と言う。
会いたかったから来ちゃった、と言えなくて
「ふーん。私は今から新作チェックしてくるね。またねー」
とだけ言って、手を振って別れた。
実は私はそのショップの会員じゃないので、
何も借りるつもりはなかったけど、
すぐ出て行って彼に遭遇するのも気まずいし、と
思ってしばらく時間をおいて店を出ると彼はまだいた。
「まだいたの?」
と言うと、彼は車がね…とかなんとか言っていた。
会えた会えた。
よかったな。
そう思って、じゃあ、と言って帰ろうとしたら
「お茶飲むか」
と彼が言った。
思わず、え?と聞き返した。
「嫌ならいいけど」
彼は言う。
意地悪でしょ?
でもこういうストレートじゃないところが好きなの。