安芸国人のフランスで嫁さん探し!

フランスでボンジュールしております。めそ
どうぞヨロシク仮面!

魁?楠渓江!(芙蓉村編)

2012-02-15 09:16:41 | 2011-2012年度旅行
みなさん、こんにちは。

昨日はバレンタインデーでしたね。皆さん、いかがお過ごしでしたか?

僕は昨日は大学寮が断水で自炊できなかったので、街でリッチなランチをしてきたのですが、ランチの帰りにキャッチセールス風ぽっちゃり美女逆ナンされちゃいました。昨晩は彼女から貰ったチラシを抱いて寝れて幸せでした。

さて。。。

旅行記の続きです。

1月18日(水)

8時ごろ、温州市内のホテルをチェックアウト、重いリュックを背負って。。



51番のバスに乗り。。。



安澜码头前(安澜港前)で降ります。。。

目の前に広がっている川は瓯江。。。

次の目的地はフェリーに乗ってこの瓯江を渡らなければならないのですが。。。安澜码头は自動車専用の渡し船しかありませんでした。

人専用の渡し船は、安澜码头から一キロ先。。



麻行码头(麻行港)にあります。

運賃はたったの1.5元(約20円)



市民の足として、日常的に使われているから安いんですよね。



ファリーに乗ると。。。



すぐに出発。。。



10分程度で対岸の港に着きました。。。

ちなみに、瓯江を渡ったら、温州市区ではなく、隣町の永嘉県になります。



港を出てすぐのバスターミナルで。。



岩坦行きのバスに乗ります。。。

このバスに乗ると、1時間ほどで今回の目的地である楠渓江にたどり着けます。

楠渓江。。。温州一風光明媚な観光地として有名で、かの有名な詩人、謝霊運も、永嘉太守時代に楠渓江の山水を楽しんで詩を詠んだという、文学史的にも重要な場所なんです。。

今回は謝霊運の気分になって楠渓江の山水を楽しもう・・・というのが旅の趣旨・・・・・だったのですが。。。。

前日友人になった五代くん(本名、ジョーくん)の話だと楠渓江の観光シーズンは夏、冬は全然風光明媚じゃないとのこと。。。

しかも。。。

実際楠渓江風景区に着いて唖然。。。



大規模工事で風光明媚の「ふ」の字もなくなってました。。

それでも。。。

楠渓江内にある古鎮。。。



芙蓉村でバスを降りました。。。

入場料は20元・・・ですが、僕は学割が効いて10元でした。。。



芙蓉村の大通り。。。いい雰囲気です。

おっと、観光の前に今日の宿を探さねば。。

楠渓江観光は温州市内から日帰りでも行って帰って来られるけど、今回は古鎮で一泊するために、温州市内のホテルをチェックアウトしたんですよね。



早速客桟(旅館)を発見。。。

入って見ました。



客桟の玄関。。。



重点保護にも指定されていました。



古い建物を改装して旅館にする、雲南の麗江などにも多いですよね、こういう客桟。。

うーん、いいなあ。

「ごめんくださーい。今日は空室ある??」

と言うと、調理場で昼飯を作っていた女将さんが出てきました。

女将さん「客室は二階だよ」



二階に案内されました。



女将さん「これが部屋、ベットは3つあるけど、一人で使っていいよ」

うーん、トイレ&シャワーはついてないけど、まあいいか。

僕「一泊いくら??」

女将さん「60元(約700円)!」

僕「ええっ、トイレも付いてない部屋なのに、そんなに高いの??」

温州市内のホテルはトイレ&シャワー付きで50元からありますからねえ。。

女将さん「でもこの辺の客桟の中ではうちが一番安いよ」

流石にそれはないやろー。

ということで、一旦この客桟を後にして、別の客桟を回ったのですが。。。

他の客桟は一泊80元から100元。。。しかも100元の部屋ですら、トイレ&シャワーはなし。。。でした。。。

仕方なく。。。

一番最初の客桟に戻って。。。

僕「ごめん、女将さん、あんたの言ったことは本当だったよ。一泊させて!」

古鎮には泊まらず温州市内に戻るという選択肢もあったのですが、重い荷物を背負っての観光、腰に悪いですからね、一泊することにしました。

さて。。。

荷物を部屋に置いて、早速芙蓉村を見て回りました。



村の中心部にあるため池。。

村の人たちが洗濯したり、野菜を洗ったりしていました。。



大通りだけでなく、小道も雰囲気があってよいですね。

と。。。



強敵たちを発見!

名誉ある撤退を余儀なくされました。。



小門が見えてきました。



しまった!

ここからなら、入場料払わずに入れたなあ。。



油を搾る道具。。



こちらは村の有力者の宗廟みたいなところ。。。



ご先祖様の霊を祭るところなのですが。。。

卓球台が気になりました。



こちらは昔の学問所。。。。



1時間ほどで芙蓉村を回ることができました。

そこで。。。



村の中は強敵もたくさんいて怖いので、村の外を見て回ることに。。。

村の外ではどんな運命の出会いが待っているのか???

次回は。。。

いよいよ。。。



彼女たちが登場します。

僕の前に現れた二人の美女、一体何者なのか???

お楽しみに!

これはデート?二人ラヴラヴ温州之変!

2012-02-14 09:02:50 | 2011-2012年度旅行
みなさん、こんにちは!

昨日は久しぶりにリュー大夫の家でお昼を食べました。。。



いつものように豪華な料理が並びます。。。

が。。。



いつものようにリュー大夫の所の飼い強敵が、しっぽをふって僕を威嚇しました。。

しばらくして外に出ていったのですが、嫌な奴です。。

で。。。

食後。。。



寮に帰ろうと、リュー大夫のマンションの玄関を出たら。。。



待ち伏せしてやがりました、飼い強敵!しかも舎弟を2匹も連れて!

本当に嫌な奴ですね。

さて。。。

1月17日の温州「雁蕩山(南雁)」観光の記事、いよいよ最終回です。

雁蕩山(南雁)で知り合った3人組と行動することになった僕。。。3人組の紅一点、ラオシー(=老師、先生の意味です)と呼ばれる謎の女性との運命を感じながら。。。



ワイワイガヤガヤ食事を楽しみました。。。

食事については前回もご紹介したのですが、今回もいくつかご紹介します。



↑これは日本人の僕のために(多分)ラオシーが注文してくれた、日本豆腐の煮物??

日本豆腐(写真では輪切りの黄色いモノ)。。。実は以前も議論になったことがあるんですが、中国では玉子豆腐のことを指すようです(本当は円筒形のナイロン袋に詰められた豆腐は全て日本豆腐と言うらしいのですが)。。。で、中国人の人って、たいてい日本人はこの「日本豆腐」が大好きだと思っているので、日本人との食事の際には、これを注文してくれることが結構あるんですよね。まあ僕個人は玉子どうふより普通の豆腐の方が好きなのですが。。

でもこの料理は味もナカナカでした。



こちらは小芋の炒め物。。。ホクホクしてて激ウマでした!

食事が終わって。。。

五代くん「国人さん、他に行きたい所ある?オレが連れていってあげるよ」

実はこの雁蕩山南雁景区、ガイドブックによると、東西洞景区順渓景区の二つの景区に別れているそうで、午前中に行ったのは東西洞景区の方でした。そこで、午後は順渓景区の方に行きたいと思ったのですが、その時は順渓景区の名前が出てきませんでした。当然メモ帳にはちゃんと書いて置いたのですが、カバンから出すのが面倒だったので。。。

僕「南雁ってもう一つ景区があるよね。そこに連れていって」

と答えたところ。。。

五代くん「あーあー、わかった!あそこね」

と理解してくれたようす。。。

五代くん「じゃあ、今から行こうか」

と、レストランを出て、4人でバス停に向かったのですが。。。

途中。。。

五代くん「じゃあ、国人さん、ラオシーと二人でバスに乗って、先に行ってて!俺たちは後で追いつくから

と言って。。。

五代くんと三鷹さんは僕とラオシーを残してどこかへ行ってしまいました。。。

え、何で???

この時はよく分からなかったのですが、後で分かった話では。。。

隣町から来ている三鷹さんは2時間かけて自転車に乗ってここまで来ていて、午前中は五代くんの家に自転車を置いて観光していたんだけど、次に行く観光地はちょうど帰り道になるので、自転車を取りに行った。。。

ということでした。。

と、とにかく。。。

しばらくは。。僕とラオシーの二人???


これはチャーーーンス!

ばり運命も感じますね。

とりあえず二人でバスに乗り込みました。

よし、バスの中で軽快なトークで彼女の心を惹きつけてやるぞ。ムフフ!(心の声)

ところが。。。



バスの中はいっぱい。。席も一番前と一番後ろの二席しか残ってなくて、彼女は前(↓)、僕は後ろとバラバラに座ることに・・・・・・・・・・・(汗)

ふふふふ・・・・

ははははは・・・・・

大丈夫!勝負はバスを下りてからです!



しばらくしてバスを降りました。。

って、あれ???

下車したのは、順渓景区じゃなくて、婚沙撮影基地???

これって。。。



中国人カップルが結婚記念写真を撮影する場所じゃん。。。(寒いのにこの日も何組かのカップルが来てました)



違法な出産前の赤ちゃんの性別鑑定はやめましょう。。。



春の希望の種をまき、女の子の成長に気を配りましょう。。

この手のスローガンも、こういった場所ではよく見ます。。。すくなくとも、順渓景区じゃないぞ、ここ。。。しまった、ちゃんとメモ帳見せて、行きたい場所を確認しておくんだった。

いや。。

今はとにかくラオシーとの二人ラヴラヴデートを楽しまねば!

ということで、一世一代のトークに挑戦することに。。。

僕「ラオシーって、なんのラオシーなの??

ふふふふ。。。

これでも僕は平成のナンパ王と呼ばれる男。。。バスの中で何も考えずにぽかんと座っていたわけではありません。

彼女がどの先生と答えても大丈夫なように。。。

「小学校の老師(先生)」と答えた場合→一学級25人の実現に向けての展望と問題点について議論

「中学校の老師(先生)」と答えた場合→不登校の問題について激論

「高校の老師(先生)」と答えた場合→苛烈化する受験戦争と高考(中国のセンター試験)の問題点について議論

「大学の老師(先生)」と答えた場合→彼女の年齢から大学の先生である可能性はほとんどないけど、その場合はお互い大学の先生同士、苦労話で盛り上がるはず。。。

チャート式で全て議論の内容を100手先まで考えておいたんですから、どんな答えが帰ってきても大丈夫!

で。。。

彼女の答え。。

ラオシー「幼稚園の先生なの」

僕「・・・・ああ、そう・・・・」

ラオシーとの三度目の会話終了。。。。

まさか幼稚園の保母さんだったとは!想定外の高度な回答に頭が真っ白になりました。。。(今は、待機児童の問題を切り口に色んな議論ができたのになあ。。。とちょっと後悔してるのですが。。)

あとは。。。

黙して語らず。。。

ただ。。。



ラオシーの後を。。。



ついていくだけ。。。



何故かプールを撮影するラオシー。。。

ラオシー「子供の頃、夏になるとこのプールでよく遊んでいたの。私、泳げないけど」

お、彼女の方から話しかけてきた!

これはチャンス!

その時。。。



三鷹さんが自転車に乗って合流。。。

続いて。。



ゼーゼー、息を切らしながら、五代くんがやってきました。

残念ながら。。

ラオシーとのラヴラヴ二人デートも終了です。。。



この後。。。



山に入っていきました。

三鷹さんは自転車を持って山道を歩いてました。彼の自転車、5000元もするらしいですから、気持ちはわかりますが、結構大変そう。。

そしてしばらく歩いていると。。。

ゴーゴーという音が鳴り響き。。。

しばらくして目の前に。。



滝が現れました。。

この迫力には圧巻!凄すぎです。

ガイドブックには載っていなかったけど、こんなすごい滝があったとは!

地元の人の案内があったからこそ行けた。。。そんな場所でした。




この日が初対面のラオシーとツーショット写真を撮る三鷹さん。。。

うらやましいなあ。。。

この時時間は、3時半。。。温州市内までバスを乗り継いで2時間。。。

いい時間になったので、僕は市内に帰ることに。。三鷹さんも自転車で2時間かけて実家に帰るということで、お開きになりました。

結局順渓景区には行けなかったけど、この3人と交流できてよかったです。おいしい食事も御馳走になってしまいましたしね。

さて。。

二時間かけて温州市内に戻ったのですが。。



バスが宿泊先のホテル近くにある南バスターミナルを通ったので、途中下車。。

ついでに福建省行きのバスの時間を調べに行ったのですが。。



徐州・温州間のバスがあることを発見。。。しかも汽車の一等寝台よりも安いことが判明。。。

こんなことなら、バスで来るんだったなあ。。。

最後に。。。

今回はラオシーと3度会話をするという偉業を達成!

彼女とは今もQQで関係は続いてますから、大成功と言っても過言ではないでしょう。

以上、本日の大本営発表を終了いたします。

次回は温州のもう一つの観光地「楠渓江」をご紹介します。

お楽しみに!

変する山「雁蕩山(南雁)」(後編)!

2012-02-13 09:37:24 | 2011-2012年度旅行
みなさん、こんにちは。

昨日は正午ごろから雪が降りました。それで一日中部屋に閉じこもっていました。どうせ暇なので午後はナンパに繰り出すつもりだったのに。。。残念です。

さて。。。

今日も旅行記の続きです。

温州は雁蕩山の南雁で一人寂しく観光していた僕。。。

ところが。登山の途中で偶然出会った



謎の三人組と一緒に行動することになってしまいました。

その三人とは。。。

男1。。名前はジョーくんと言うのですが、僕のイメージでここでは五代くんと呼ばせていただきます。ちなみに五代くんは、この時カメラ持って撮影しているので写ってません。

男2(画像左)。。名前はリンくんですが、やはり僕のイメージでここでは三鷹さんと呼ぶことにします。

そして。。。今回の響子さんは、ラオシー(=「老師」、日本語で先生の意味です)と呼ばれる謎のギャルです(画像右)。

このラオシー、一体何者なのか。。そしてこの三人の意外な関係とは?そしてラオシーと僕とのラヴロマンスはどうなるのか。。。

今回、全てが明らかになります!

・・・・・・・・・

会文書院で記念撮影した後。。。



更に上に登って行きました。

それにしても彼女。。。



美脚ですね。。。。

じゃなくて。。。

整備はされてるとはいえ、一応山登ってるのに何であんな高いハイヒール履いているんでしょう。。。

でも、彼女に限らず中国ギャルってハイヒール履いて山登ってる娘、多いんですよね。

その辺り、いつも疑問に感じていたので、ちょっと彼女に聞いてみたところ。。

ラオシー「だって、今日山登りするなんて、思ってなかったから・・・・・

とのこと。。。

意外と単純な理由なんですね。

ハッ。。。彼女との初会話成功です!

今回はいつになく積極的な僕!流石です!

この後は五代くんと話しながら。。



どんどん上に登っていきました。。。



そして洞穴の中に建てられたお寺に到着。。。



これは昨日ご紹介した写真なのですが、緑↓のお寺になります。




こちらの画像は現在地から撮影したもの。向こうのちっちゃく写っているのが昨日日ハム必勝祈願をしたお寺です。

この画像見ると、この日も結構歩いたんだな。。。

それにしてもこの絶景。。。



ラオシーもうっとりしていました。



更に奥に行く階段があったので上ってみると。。



観音様が安置されていました。



ここからの眺めもなかなか。。この日は天気が心配だったのですが、結局雨も降らず、少しだけだけど晴れ間も見えてよかったです。



続いて下山。。。

途中。。。



ラオシーと三鷹さんがツーショット写真を撮っていました。カメラを持っているのはやはり五代くん。。。

うーん。。。やはりラオシーと三鷹さんは付き合っているのか????

そう思いながら。。。



下山し。。。




渡し船に乗って、バス停に戻りました。。。

この後。。。

五代くん「国人さん、これからみんなでご飯食べよう」

ということで。。。

バスで。。。



南雁近くの集落まで行き。。



このお店でランチタイム。。。



熱心にお皿とコップをふく彼女。。。

すると。。。

ラオシー「これ、あげる」(彼女と二度目の会話!ラッキー)



食事前なのに飴ちゃんもらっちゃいました。。。

うーん、これは。。

飴ちゃん=愛。。。と受け止めていいんでしょうか?少なくとも大阪ではそうですよね。



料理が運ばれて来ました。

海老の唐揚げに焼きトウモロコシ。。。。トウモロコシ甘くて美味しかったです。

そして。。。



テーブルに並ぶ豪華な料理。。。

どれも美味しかったのですが、一番手前の料理は。。。



この地でしか作られていないお餅を使って作った名物料理だとのこと。。。とても美味しかったです。。

ところで。。。

食事をしながら、適当におしゃべりしていたのですが。。

僕「そう言えば、君たち三人はどういう関係なの?高校時代の同級生??春節前で田舎に帰ってるから3人で遊んでるの?」

ってな質問をしてみた所。。。

五代くん「えっ?違うよ。俺たち、普段は温州の市内で働いてるんだけど、3人ともネットで知り合って、今日が初対面なんだ。三鷹さんは隣町の出身で、今日初めてこの町に来たのさ。ラオシーは僕と同じ町の出身だけど、やっぱり会うのは初めて。」

僕「ええっ???そうなの????」

と言うことは。。。

当初ひと組のカップルプラス1でラオシーは三鷹さんか五代くんの彼女だと思っていたのですが、三人とも初対面ということは。。。少なくともラオシーはこの二人とは付き合ってない???

更に。。。

すでにラオシーから飴ちゃんを贈られている僕。。。すでに彼ら2人を一歩も二歩もリードしていると言っても過言ではないでしょう。

そして。。。

この後、更にラオシーと急接近する大いなるチャンスが訪れるのですが。。

それはまた別の話し。。。

これからリュー大夫の所に行くので、今日はここまでにしておきます。

みなさん、また明日。

変する山「雁蕩山(南雁)」(前編)!

2012-02-12 08:58:07 | 2011-2012年度旅行
みなさん、こんにちは。

本当は朝6時に起きたいのですが、あまりにも寒くて結局起きたのは8時。。現在学校は休み中ということで暖房設備が切られていて、部屋の中とても寒いんですよねえ。早く新学期が始まってほしいです。

さて。。。

今日も旅行記を書きたいと思います。

1月17日(火)

この日は温州で一番有名な観光地、雁蕩山に登ることにしました。


実はこの雁蕩山、北雁、中雁、南雁の三つに別れていて、それぞれ別の場所にあり、北雁と南雁に至っては100キロ以上離れているということで、全て回るのは無理。。そこでこの三つの中から一つだけ選んで行くことにしたのですが、一番有名な北雁はとても一日で回れるような観光地じゃないようなので(前日のガイドブックで確認)、今回は風景が綺麗だという南雁に行くことにしました。



朝7時に駅前のバスセンターに行きました。ここからまず市バスに乗って温州市内にある「温州客運中心(バスセンター)」に行きそこでバスを更に乗り換えるのですが、ガイドブックには10番のバスで行けるとあったので10番のバスの運転手に

僕「このバスって温州客運中心に行く?」

と聞いたところ。。。

運転手「いや、10番は行かないよ。温州客運中心に行くのは5番だよ」

とのこと。。

そこで今度は5番の運転手に質問。。

僕「温州客運中心に行く?」

5番の運転手「いや、いかない。温州客運中心に行くのは23・・・・いや24だ」

続いて。。


24の運転手「いや、24も行かないよ………」

うーん、実はみんなよくわかってないんでしょうねえ。。


結局温州客運中心に行くバスは。。。



107番でした。。。。

思わぬ時間のロスをしてしまいました。

それでも何とか107番のバスに乗って。。



温州客運中心停留所で降り。。。



なんとかたどり着くことができました。

そして温州客運中心の服務中心(相談センター)で南雁までの行き方を聞いたのですが。。。

服務員のおばちゃん「○×▲※〜○×▲※〜○×▲※〜」

方言がきつすぎてまったく聞き取れませんでした。。。

今度は若いお姉さんが出てきて説明。。今度は綺麗な標準語だったのですが、細かい地名が出てきてしまって今度は頭がこんがらがってしまいました。。。


そこで。。。

僕「ワタシハ、ガイコクジンデース。ワタシハ、チューゴクゴゼンゼーンワッカリッマセーン」

と中国語で言ったら。。。



地図を書いてくれました。。。

ここから「水頭」行きのバスに乗って更にバスを乗り換えないといけないみたいです。前日見たガイドブックでは客運中心から南雁までの直通バスがあると書いてあったのですが、情報が古かったようです。結構大変ですねえ。

とにかく。。。

まずは水頭行きバスに乗って。。。

更に水頭バスセンターから南雁行きバスに乗り換えて。。。



ようやく着きました。



風景区は川を渡った所が入口です。



五元払って渡し船に乗りました。

渡し船を下りた所にチケット売り場があります。

チケット売り場のおじさん「大人1枚30元だよ」



僕「学生一枚!」

すると。。。

おじさん「なんだ、学生さんか。じゃあ、無料!入っていいよ」

おおっ!この風景区、学生だと無料なんだ!ラッキー!
そして。。



ランラン気分で登山開始です。



奥に入っていくに従って、雄大な自然が広がってきました。



ぽっかり空いた穴。。これは凄い。。この中を通って更に登っていきました。



山中にはお寺があります。

水色↑。。。布団を干してはります。実は温州、昨日まで一週間、ずっと雨だったらしいんです。晴れではなかったけど、久しぶりに雨が降らなかったので、干してはるんでしょうね。

で。。。

せっかくお寺に来たので。。。



ファイターズのV奪還とサエコ似の嫁さん、お願いしま〜す!

ワンパターンになってきましたが、一応祈願しておきました。。

この後、別ルートから一旦下山しました。

途中。。。



でたよ!

小さくて見づらいのですが、男2人に女1人のグループ。。。

ひと組みのカップルにプラス男、或いは女友達一人が加わって3人で遊ぶというひと組カップルプラス1、日本では「友達一人、遠慮しろよ!2人にしてやれよ!」と突っ込まれそうなのですが、中国では至って普通のことなのですが。。

常に僕のちょっと前を歩いていたので。。。



彼らが常に被写体に入ってきて、大迷惑でした。

僕は自然だけを撮りたいのに。。。

あ、でも女の子結構可愛かったですが。。。



僕も川を渡ります。。。誰に撮影してもらったか、ですか。。それは秘密です。ムフフ



麓の風景。。。なかなか綺麗でしょ。大自然に囲まれてかなり和めました。

でも。。。



こういったお化け屋敷は不要かな。。。

続いて。。



また、山を登り始めます。あ、またさっきの三人組に追いついちゃった。。。

でも、あのギャル、カワイイなあ。



会文書院。。。

この会文書院、昔の学校みたいな所です。この建物の中には儒学に関するパネル展示があったので、しばらく見ることに。。

すると。。。

やはり例の3人組がいて。。。

その中の男1人が話しかけて来ました。

男1「君、一人で来てるの?」

僕「そうだけど・・・」

男1「どこから来たの?」

僕「江蘇省の徐州。でもオレ中国人じゃないから。日本人」

男1「ええっ、そうなの?(他の2人に向かって)?おーい、この人、日本人だって!」

すると。。。

ギャル「ええっ!本当?私、日本人見るの初めて!写真、写真」

と、彼らのカメラで僕と彼女のツーショット写真大会が始まりました。

お、でもこれはチャンスかも。

僕「ねえ、僕のカメラでも一枚、記念写真撮っていいかな」

と、男1にカメラを渡して、記念撮影!



って、なんで男2とのツーショット???


僕「いや、そうじゃなくて・・・・」

男2「そうそう、ラオシー(=「老師(先生の意味)」、男1と2はギャルをこう呼んでいました)もこっちに来て、一緒に写真撮ろうよ」

ラッキー!ナイス男2。。。

で。。。


ツーショットじゃないけど、撮影に成功。。。



って、なんでギャル、マスクしてんの???これじゃ、全然顔が分かりません。。。

記念撮影が終わった後。。。

この3人と一緒に山登りをすることになりました。

まあどうせギャルはこの二人のどちらかの彼女なんだろうけど、まあいいか。。。

ぐらいにしか思っていなかったのですが。。。


この後、この3人の意外な関係が明らかになって。。

僕にもチャンスが。。。というより、今回の変愛レースに僕が一歩も二歩もリードしていることが明らかになるのですが。。。


この3人の意外な関係とは一体何なのか。。。

それは。。。

後編をお楽しみに!

バイバイキーン!

変の予感?温州観光!

2012-02-11 10:15:38 | 2011-2012年度旅行

みなさん、おはようございます。

昨日は一日部屋で過ごしましたが、とにかく寒くて寒くて。。。エアコンもあんまり効かないし、もう少し暖かい所でバカンスを楽しむんだったとちょっと後悔しています。

さて。。。

今日から冬休みの旅行記を始めたいと思います。

1月15日(火)夜。。。



徐州を出発。。。



寝台列車は人生初の一等寝台(软卧)です。本当は二等寝台(硬卧)がよかったのですが、春節前ということで一等寝台しか切符が手に入らなかったんですよね。

一等寝台は四人部屋になっていました。

で。。

他の3人は。。。

美人三姉妹を期待していたのですが、おっさん二人に若造一人でした。。

まあ、列車とはいえ四人部屋で完全に個室になってましたからねえ。。中国では法律上、は結婚してない男女が同じ部屋で一晩過ごすことは禁じられていますから、鉄道会社側もちゃんと男同士で同室になるようにしているのかも。。



翌日午後2時過ぎに温州に到着しました。

そして早速宿探し。。。



何とか一泊50元(約600円)のスタンダードルームを確保できました。

そして時間は3時過ぎ。。。折角なのでこれから町をぶらぶらしてこようと思っていたところ、ホテルの従業員のお兄さんが。。

「中山公園が賑やかでいいと思うよ」

と言ってくれたので、5番のバスに乗って中山公園に行くことに。。

しかし。。。



バスは大渋滞に巻き込まれ。。。そんなに距離があるわけでもないのに中山公園まで40分かかってしまいました。。。



中山公園。。。

公園といっても半分は山で。。。



亭の上から景色を楽しむことができました。



こちらは中山記念堂。。。中華民国臨時総統の孫文の事績がパネルで展示されていました。



中山公園の裏にある華盖山。。折角なので華盖山を登ることにしました。。



そんな高い山じゃなかったので、10分ほどで頂上まで登ることができました。。

ところで。。。

実はこの時、ちょっと気持ち悪い体験をしました。。。それは山の中腹辺りから3人の男に付けられているような気がしたこと。。最初は気のせいかと思っていたのですが、山頂に着いて、こっちが気づいていると悟られないように、彼らと目線を外して、写真を撮りながら観察していたところ、3人のうちリーダーっぽいスキンヘッドの男がずっと僕を見てたんですよね。うーん、なんだか危険な臭いが。。山頂は人が沢山いて安心だったので、とりあえず山頂に留まることに。。。するとしばらくして2人が下山ルートの山道から山を降り、その後もスキンヘッド男だけは僕をずっと見てたのですが、諦めたのか、やはり下山ルートから山を下りて行きました。うーん、やはり気のせいだったのか。。でもちょっと気持ち悪い体験だったな。。。そう思いながら、僕も山を下りようとした所、向こうの方で3人が待っていて、こっちを見てました。。。うわっ、なんかヤダなあ。。そう感じた僕、もう一度山頂の方に戻って彼らの視界から僕の姿が消えた瞬間、彼らとは反対方向、つまり登って来た道を全速力で駆け下りて逃げました。。。結局何事もなかったわけで、単に僕が自意識過剰だっただけかもしれませんが、一応用心するにこしたことはありませんからね。。正直ちょっと怖い体験でした。

さて。。。

この後。。。



街中を歩いていると。。



新華書店を発見。。。

10分後。。。



ガイドブックに載ってる明日、明後日行くつもりの観光地の行き方をメモって書店から出てきました。。

これって、日本だと完全なマナー違反というか、以前TVで住○弁護士か丸○弁護士が何かの法律違反になると言っていたような気がするのですが、中国だと本屋で長時間座り込んでノートに本の内容を書き写したりしても何も言われないんですよね。。。
で、今回の旅行、浙江省は温州だけということで、浙江省のガイドブックを持ってきていなかったので、ちょっとメモらせてもらいました。都合のいいときだけ中国のやり方だといって正当化する、典型的なダメ人間ですね、僕は。。。

本屋を出ると。。。



屋台がありました。お客さんもいっぱいで、何だか美味しそう。。

そこで僕も一人前注文することに。。。



刻みネギや漬物、パクチーなどを好きなだけ自分で入れてお店の人に渡し。。



豚肉のツミレ(痩肉丸)とスープを入れてもらって出来上がり。。。

ツミレがフワフワしてて激ウマでした。



帰りも5番のバスを使ったのですが、雨が降り始めました。



母上さま、明日は晴れますように。。。

最後。。。

次回は早速。。。第一の運命の出会い。。。



↑彼女が登場します。



僕と山登りを楽しむこのギャル。。。



一体何者なのか???

皆さん、気になりますよね。



次回「変する山「雁蕩山(南雁)」(前編)!

お楽しみに!