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「ソフトウエア品質向上のための定量的コントロール手法」を聞いてきた

2010-03-11 23:59:49 | そのほか

ソフトウエアジャパン2010のIPA/SECのセッション内、「ソフトウエア品質向上のための定量的コントロール手法」を聞いてきたのでメモメモ。




■概要

講師は、重要インフラ情報システム信頼性研究会委員の(東洋大学)野中先生

・まず、重要インフラとはなにか?について

・重要インフラ情報システム信頼性研究会の2008年度のとりくみ

  影響度を4つぐらいに分ける
     ↓
信頼性水準に対応した定量的管理指標
     ↓
  対策チェックリスト

・定量的管理指標(メトリクス):総論は賛成

・Informed decision指向
  →メトリクスの限界を知った上で、意思決定に役立てる




■信頼性水準に対応した定量的管理指標

・レビュー実施密度、回数、時間などがあげられる

・ある会社の例

  *レビュー実施密度
    基本設計    3人時/ページ
    詳細設計    7人時/ページ
    プログラム設計 7人時/ページ

  *レビュー指摘密度
    基本設計    1.5件/Kstep
    詳細設計    7.35件/Kstep
    プログラム設計 7.35件/Kstep

  *テスト項目密度
    単体      100項目/Kstep
    結合       60項目/Kstep
    システム     40項目/Kstep

  *テストでの欠陥摘出
    単体        10件/Kstep
    結合         1件/Kstep
    システム     0.1件/Kstep

その他の指標
・コーディング規約逸脱率
・ソースコードのコメント率
・開発完了時の残存欠陥
・オンラインシステム稼働率
・バッチ処理正常終了率
・ネットワーク障害がらの復旧
・迷惑指数
   影響した人数 X 時間 X 深刻度




■対策チェックリスト





■まとめ

・欠陥データは有益

・フォールトプローン
  →バグが出そうなモジュール
 
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