ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

全体を俯瞰する人(=リーダー)が必要

2011-04-07 17:30:20 | トピックス

で、さっきの

たとえば、窒素注入して放射性物質が漏れる危険のある中、原発に近づくのはまずいでしょ?

で書いたつづきのはなし。

結局、話をまとめると

・複雑なシステムにおいて、部分最適を目指して、一部分を修正してしまうと、他の部分では、その修正を想定していないため、システム全体が崩壊するほどの大きな問題が置きやすい
  →合成の誤謬

っていうことになります。

これの対策は、大きく2とおり

1つは、
・修正した場合、人間の想定以上に、できるかぎりのチェックを行う
    →形式仕様

・全体を俯瞰して合成の誤謬を避けるようなチェック・調整を行う
    →リーダーの仕事。サポートが必要。




■できるかぎりのチェックを行う

 人間が考え付くケースには限界があるので、数学的にチェックしたり、コンピューターを使って、しらみつぶしにチェックする。そして、想定外を出来るだけ除く方法。
 前者は、形式仕様言語、とくにBやZ(VDMは数学的チェック部分は弱いというか・・・)
 後者のしらみつぶしは、モデル検査。情報爆発にならないように、出来る限りチェックする。

 ただし、どちらも現在の日本で今すぐ出来る手法ではない。




■全体を俯瞰して合成の誤謬を避ける

 全体の状況をまとめて、問題点となりそうなこと(たとえばさっきの避難開始時期と危険な日の関係とか)をチェックし、調整、警告する。

 これはもちろん、複雑になれば、コンピューターによる管理やシュミレーションが必要。そういう意味では、すべてコンピューター化が必要で、チケット駆動開発のように、やることをすべてコンピューター上に入れるという作業もいるかもしれない。

 しかし、普通はそこまで複雑なことは少なく、今回の東電関係の話もそう。

 だれかが、東電、農林水産業、マスコミ、自治体(避難してる人も含む)、諸外国などの状況をまとめて、合成の誤謬になりそうな事項を考え、それを避けるように調整すればいい。

 その作業はだれがするの・・・リーダー。

 これらの上にたつ人。つまり総理大臣。
 今の問題は、リーダーたる総理大臣が、東電のことを中心になっちゃっているところに問題があるわけね・・・




って、何の話してたっけ(^^;)
わかんなくなってきたので、この辺でこの話、おしまい。



この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« DB等利用のJava自動生成 Tal... | トップ | 4月7日(木)のつぶやき »
最新の画像もっと見る

トピックス」カテゴリの最新記事