Takepuのブログ

中国旅行記とか、日ごろ思ったことなどを書きたいと思います

中朝国境の旅4の1

2009-06-23 12:25:32 | 中国旅行

大連午後4時20分発の夜行寝台快速K7385次は午前6時半過ぎ、通化に到着。客引きがすごい。とにかくすぐに、当初考えていた駅前のまともそうな万通大飯店に入ってフロントで部屋を聞くと、団体が入っていて満室だという。ガーン。少し歩いて見つけた別のまともそうなホテルも満室。予定狂った。しょうがないから、風呂が無くてもいいから、と人民招待所という駅前のツインの部屋(30元)に入って荷物を置く。
駅前にいたタクシーに集安まで観光で1日包車(チャーター)と聞くと、300元だという。安い。まず15分ほど離れた旅行社に行って、今夜の夜行寝台車のチケットを受け取る。
集安まで車で1時間半ほど。街に入る前にまず好太王碑(広開土王碑)に着いてしまった。入り口に人相の悪そうなおっさんが何人もいたが、母親は入場料免除になると調べてくれた。若い女性が案内してくれるようだ。

ガラス張りの碑は結構でかい。ガラス越しでなく、中に入って直に見ることができる。「倭」の字はどの辺にあるの、と聞くと2カ所教えてくれた。かなり削れていて、前後の字と合わせて碑文を文章として読むのはちょっと無理。「大王」の字がいくつもあるのが目につく。
そこから太王陵、つまりは好太王の墓まで歩いて数分。日本で言ういわゆる円墳というか、円錐型の石積みで、草が生えている。中は石室のようなものはあったが空っぽだった。

車に乗ってほどなく将軍墳。最も完全な形で残っている墓というか古墳だそうだ。登って中腹にある石室の中をのぞくことができるが、ここもほぼ空っぽ。棺が二つ並んで置いてあったと見られる土台だけ残っている。上の好太王碑と陵の遠景写真は、この古墳の上から眺めて撮ったもの。傍らには陪葬された小さな古墳も。石室の上の天井の岩がむき出しになっていた。手前のサイコロ状の大きな石が入り口のフタだろうか。




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