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Fの押さえ方

2016年08月06日 10時00分14秒 | Weblog
 いえね、こないだツイッターで怒られまして。

 「初心者の気持ちがわからない」って言われたんですが、話の流れからして「Fを押さえられるようになるのは自転車に乗るのを覚えるのと同じで、ある日突然できるようになる」って書いたのがいけなかったのかもしれません。
 まあツイッターですから短いやり取りですし、別のことで怒ったのを話の流れでそう書かれたのかもしれませんが。

 そこで私なりのFの押さえ方の解説を。

 まず念頭に置いてほしいのは「指を当てて力を入れるんじゃなくて押さえるつもりで押さえましょう」ということ。

 で、具体的には親指の位置。伸ばした人差し指の真下に来るようにしましょう。斜めに押さえると力が入りません。あと極端に左右(1弦側と6弦側とどっちを右と言えばいいのかわかりませんが)にずれないように。
 あと、真中の3、4弦あたりが浮いてしまうという場合。これは逆に力の入れすぎです。単に力を入れるのではなく、押さえるつもりで押さえましょうというのはそういうことです。

 でも、だいたいFってやりにくいですよほんと。
 「そりゃあ押さえ方はもう覚えたけど、ちゃんとできないんだよなあ」なんていう人は、Fを押さえたまま左手を高いほうにフレット2個分スライドしてみてください。3フレットをセーハするわけですね。今度はどうでしょう?前よりはきれいに音が出たのではないでしょうか。セーハというのは低いとこよりも高いとこのほうがやりやすいんです。弦が高く浮いてるせいなんですが。そこで「あ、うまくできたらこんなふうになるのか」と思ってもらえばひとつ達成感があるのではないでしょうか。なおこの押さえ方はGなんですが。
 FよりももっとやりにくいのはBフラットなんですが、これも3フレットセーハの同じ形、つまりAでやってみるとうまくいくかと思います。
 そこでまたFやBフラットの練習に戻れば少し感覚がつかめてきて、「さっきはうまく鳴ったけど今度は鳴らない。どこが違うんだろう」とか考え始めれば、この先の上達がはやくなります。

 ということを言いたかったんですが、なにしろツイッターの短いやり取りですしうまく伝わらなかったんでしょう。
 こういうことは私が書いた本の中にも書いてあるのですが、それを読んでもらえればまあ早いかな、と思ってその人へのリプに下記を書きこんでしまったのが怒られたいちばんの原因じゃないかと思います。


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 たぶんここなど見てくれていないでしょうが、この記事で禊は終わったことにします。
 初心者にギター教えてる人だそうですが、無料なのか有料なのかわかりませんがそりゃあ邪魔されたみたいに思われたんでしょうね。
 すみませんでした。