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向日葵とセイダカアワダチソウ

2007年09月17日 | 勝負は時の運!果報は寝て待て

向日葵を町の花に選んでいるところは全国でも多いと思います。

この向日葵は北アメリカ原産の花で、江戸時代元禄年間ー今から350年ほど前に日本に紹介されたと言われています。

向日葵は、サンフラワーといい、直訳すると太陽の花となります。

名前のとおり、つぼみの時は太陽を追いかけます。花が咲くと東を向いて止ります。
だから、向日葵畑の花はすべてが同じ方向を向いています。

写真を撮るとすれば、午前中で、午後は逆光になります。

この花を植木鉢等で咲かせたあと、どこかに運び、花の向きを東以外に向けたり、日の当たらないところに置くことは、虐待です。もう花の向きを変えられないのです。

どこかの役場がそんなことをしています。何年か前に注意したのですが、またやっています。恥ずかしい限りです。

それはそうと、セイダカアワダチソウ(背高泡立草)も北アメリカ原産の帰化植物です。一時は気管喘息の元凶だと思われていましたが、セイタカアワダチソウは虫媒花で風媒花ではないため、無関係と考えられています。

実際、日本への移入は養蜂家が密源植物として利用するためであったとされており、風媒花でないことは明確である。

第二次世界大戦前に日本国内に入ったともいわれますが、実際に目立つようになったのは第二次世界大戦後で、昭和40年代以降には全国で大繁殖するようになりました。
空き地に生えている様子は、背が高く、隣の平屋の民家が押しつぶされそうに見えるほどの勢いがありましたが、平成に入る頃にはあまり派手な繁殖が見られなくなり、それほど背の高くないものが多くなった。最高は4㍍50㌢にもなったそうです。

この花もいつかは、向日葵のように日本で市民権を得る日が来るのでしょう。

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