声なきに聴き 形なきに視る~月に叢雲花に風~

目をとじれば 耳をすませば・・・・面白き こともなき世を 面白く~孤掌は鳴りがたし~

冬過ぎて 春し来れば 年月は 新たなれども 人は古り行く

2018年03月16日 | 温故知新・歴史・人から学ぶ 昔の人は偉かった

 冬過(ふゆす)ぎて 春(はる)し来(きた)れば 年月(としつき)は 新(あら)たなれども 人(ひと)は古(ふ)り行(ゆ)く
ーー作者不詳 巻10 1884ーー
 冬が過ぎて春がやって来ると、年月は新しくなるけれども・・・・人は古くなっていく――

 新しい年を迎えて、あけましておめでとうございますと声をかけ合うが・・・一定の年齢を超えるとめでたくなくなるんだね。
挨拶(儀式)とは言え、どうなんだろう。
 しか~し、お互いに新しい年を迎えることができた。これはいくつになってもめでたい事かもしれない。

 物皆(ものみな)は 新(あらた)しき良(よ)し ただしくも 人(ひと)は古(ふ)り行(ゆ)く 宜(よろ)しからずべし 
ーー作者不詳 巻10 1885ーー
 ものはなんでも新しいもの良いが、しかしながら、人は古くなるほうがよろしいですよ。

  女房と畳は新しいほうがよい
上野誠さんは、「畳替え ばばも負けずに 化粧する」という畳屋の看板を見たことがあると本に書いているんだ。
畳替えをすると古女房も化粧して若返りますよということらしい。

でも、女房と味噌は古いほどよいという人もいるだろう。こんなご仁は、古畳で辛抱するほうが幸せかも (^^♪