期待はずれ

期待していたことが叶わなかった。

とても残念だ。暗闇に包まれるような、八方ふさがりの気分。
この先何もいい事がなくなってしまったかのごとく落ち込んだ。

しかし、我が家にはそんな親父の気分を察知しない明るい奴がいた。
娘だ。

嫁は友達と久しぶりのお出かけ、息子は・・・どこかで遊んでる。
なので、今晩は娘と二人だった。

笑いながらテレビを見て、友達と電話でおしゃべりして、部屋にこもって音楽を聞いていた。
風呂から上がって、「油山に夜景見に行こうか？」と聞くと「行くー！」と即答。
行ったことが無いらしい。連れて行かなかったっけ？！

しかし、そこからが長い。。。
風呂に３０分。あがってきたら、「何着ていくか？」と。。。

４０分過ぎてやっと油山に向かった。我が家から車で１５分。
展望台の駐車場は空き待ち状態。展望台の柵にはズラーっと並んだ人。
混んでいた。

柵に並んだ人の隙間に入り込み夜景を眺める。きれいだ。
しばらく写真を撮る事に集中する。
娘も携帯で撮影しながら、「あーでもない、こーでもない」と言いながら撮影を楽しんだ。
娘のおかげで、妙にすっきりとして帰ってきた。

八方ふさがりの気分は、次の目標をイメージできるまで回復した。
死ぬわけじゃあるまいし、乗り越え続けた先に目指す頂上があるのだ。
と、元気がでてきた。