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Anacondaー2016

2016年06月11日 13時00分09秒 | 日記
尖閣諸島周辺の接続水域に9日未明、中国海軍の艦艇が初めて入り、同時間帯にロシア軍艦も同じ海域を航行するのが確認されました。以下は、この事柄の背景にあると思われる二つの報道です。先ずは、「明報加東版」の報道、

『冷戦後最大規模のNATOの軍事演習に ロシアは不満(冷戰後北約最大軍演 俄國不滿)』

[2016.06.08]

「北大西洋条約機構(NATO)の多国籍軍による軍事演習コードネーム「Anaconda-16」が、月曜(6日)からポーランドの首都ワルシャワで始まった。24か国3.1万人の軍人が参加し、米軍落下傘部隊とヘリの夜間訓練も行われる。期間は十日間。冷戦以来東欧地域での最大規模の軍事演習で、ロシアに対するデモンストレーションとみなされている。ロシアは、NATOはロシアを脅威とみなし、軍隊や武器を展開する口実を探すことが目的であり、軍事演習は、信頼と安全を強化する雰囲気づくりの助けにはならない、と述べている。

※多くの華字媒体は、ロシアには軍事演習の部隊が、そのまま攻撃して来るのではないかという懸念があり、周辺は、ロシアの神経を逆なでし情勢が更に緊張する事を案じている、と伝えている。

・3万人の演習 ロシアは機に乗じた増兵を叱責

「Anaconda」軍事演習は、2006年にポーランドで単独で行われたのが最初で、近年しだいにNATOのその他の加盟国にまで拡大、二年に一度行われるに至った。今回の演習には、ポーランド・米国等19のNATO加盟国、及び、NATOのパートナー国であるマケドニア・フィンランド・グルジア・スウェーデン・ウクライナの軍隊も共に参加した。人数は3.1万人に達し、そこには1.4万の米兵と1.2万のポーランド兵士が含まれており、同時に、3000台の軍用車両・105機の戦闘機及び12隻の戦艦も出動している。

今回は冷戦終結以来、東欧で最大規模の軍事演習で、参加部隊は、夜間のヘリコプター攻撃・クイックバイパス及び空中防御訓練等の演習が行われ、さらに大規模な傷痍兵の避難及び化学物質の汚染除去等の訓練を行う。火曜日、約2000名の落下傘兵が空中から北部の小都市トルン(コペルニクスの生まれ故郷)に舞い降り、クイックバイパスを使って河に300台の軍用車両が通過できる橋を架け、晩には35機のヘリが夜間攻撃訓練に出動した。

NATOは、演習の目的は、各国の作戦司令部と部隊の間で、軍事的・ネットワークセキュリティの脅威に直面した時の協力能力のテストにある、と述べた。NATOは来月8日から9日に、ワルシャワでサミットが開かれるが、ポーランドとバルト三国の部隊と軍備の、派遣の大幅増員を宣言するとみられている。

・専門家:規模は遠くロシアに及ばない

ワルシャワに本部を置く欧州政策分析センターの防衛アナリスト ザボロフスキー(Marcin Zaborowski)は、今回の軍事演習は米国とNATOの気休めだ、と考えている。「ロシア国内の軍事演習に比較すると、アナコンダ軍事演習の規模は小さくて比べものにならない」、と。

ロシアの外務大臣セルゲイ・ラブロフ(Sergey Lavrov)は、NATOの軍事施設がロシア国境の地域に進出するのに反対し、ロシアには今日直面する危険に対して、如何なる対策をも講じて、国家の安全を保障する権利がある、と表明した。

ラブロフは、NATOがロシアを脅威と見なすのは、「この機に乗じて更に多くの兵力と武器を展開し、米国が継続して世界を統治することを保障する」のが目的であり、しかも、ロシアはNATOの拡大及びNATOがロシアの国境地域で軍事インフラを展開する等の行為を、安全に対する主要な脅威の一つと見ている、と表明した。

今年5月、NATOは東欧地域で活発に活動しており、米国はルーマニアに配備したミサイル防衛システムをスタートさせ、並びに、随時NATOと欧州でのミサイル防衛システム設置を準備している。この他、NATOはまたモンテネグロの新規加盟を承認し、並びに前後して東欧・ポーランドの海域で軍事演習を行っている。」(「明報加東版」『冷戦後最大規模のNATOの軍事演習に ロシアは不満(冷戰後北約最大軍演 俄國不滿)』2016.06.08)


もう一つは、「産経新聞電子版」の記事です。

『「海軍艦艇を派遣しよう」中国に対抗、フランス国防相がEU各国へ呼びかけへ』

2016.6.5 16:50

「フランスのルドリアン国防相は5日、欧州連合(EU)各国に対し、南シナ海の公海に海軍艦艇を派遣し、定期的に航行するよう近く呼び掛ける考えを明らかにした。シンガポールで開かれたアジア安全保障会議で述べた。

ルドリアン氏は、EUは「航行の自由」によって経済的利益を得ているとし、南シナ海情勢を懸念していると主張。「EU各国の海軍は、アジアの海域で目に見える形のプレゼンスを確保するため協調できるのではないか」と話した。」

2014年のロシアのクリミア侵攻によってNATOとロシアの関係が悪化し、中国の南シナ海埋め立てによる周辺国家との関係悪化が、米中の関係を悪化させた事で、中露が接近し、今やNATO対中露の構図ができつつあるのだと思います。

上記の「明報」の記事には、今回の軍事演習はロシアの武力には及ばないと出てきますが、では、NATO対中国ではどうでしょう?中露が接近しているという情況があり、しかも、共に尖閣の接続水域に入ったというのに、中国が尖閣を奪いに来たとき、ロシアが加勢しないと誰が言えるのでしょう?

次回は「漢字の話」に戻ります。


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