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『93大閲兵の目論見』(仮題)

2015年10月24日 21時39分20秒 | 日記
・公式発表

以下は、今年に入って報じられた準備に関する発表だ。

1月22日に、公安部副部長兼北京市公安局局長傅政華(ふせいか)が、北京で行われる閲兵式は、今年の安保工作の最優先課題である、と発表した。(「中国網」『香港メディア:中国は反ファシズム70周年閲兵を挙行する(港媒:中国将举行反法西斯70周年阅兵)』2015-01-23)

3月20日には、外交部報道官洪磊(こうらい)が、中国側が、第二次世界大戦の主要参戦国・アジア諸国とその他の地区の国家指導者・国連等の国際組織の責任者を、抗日戦争勝利及び世界反ファシズム戦争勝利70周年記念活動に招待した、と発表した。(「網易新聞」『抗戦勝利70周年に閲兵を行う(抗战胜利70周年将阅兵)』2015-03-21来源: 北京晨报)

5月10日、習近平のロシア訪問に随行し、9日に赤の広場で行われた軍事パレードにも出席した中央軍事委員会副主席 範長龍は、ロシア国防省セルゲイ・ショイグと会談し、ロシア軍の指導者と部隊が、9月に行われる70周年の慶典活動に参加する事を歓迎する、と述べた。(「国防部網」『範長龍 ロシアの国防部長と会談を行う(范长龙与俄罗斯国防部长举行会谈)』2015-05-11)

5月13日、国務院は、全国の人民を、中央及び各地区各部門で行われる記念活動に参加させるために、2015年9月3日を休日とする。民衆が休暇中に活動しやすいように、9月3日から5日までを三連休とし、9月3日(木曜)は祝日。4日(金曜)は振替休日、6日は(日曜)は出勤とする、と通達を出した。(「国務院」『国務院の中国人民抗日戦争及び世界反ファシズム戦争勝利70周年記念日の振替休日に関する通知(国务院关于中国人民抗日战争暨世界反法西斯战争胜利70周年纪念日调休放假的通知)』2015年5月13日)

6月23日、宣伝部副部長王世明が、国務院新聞弁公室主宰の記者会見の席上で、式典全体の流れを紹介した。王世明は、9月3日午前、中共中央・全人代常委会・国務院・全国政協・中央軍事委の名義で北京天安門広場で行われ、習近平はそこで重要講話を述べる、と発表した。この他、当日は北京で歓迎会、及び文芸晩餐会が開かれる。更に、中共中央・国務院・中央軍事委員会の名義で、今も健在の抗日戦士・老同志、抗戦将校或いはその遺族のために“中国人民抗日戦争勝利70周年”の記念章を、総書記習近平が手ずから授与する。この他、一連の第二次大戦勝利70周年を記念する舞台、及び、映像文芸作品と出版物を発行し、中国人民銀行は第二次大戦勝利70周年記念貨幣を発行し、国家郵政局も第二次大戦勝利70周年記念切手を発行する、と。(「中国網」『9月3日戦勝記念日閲兵の日程配布 始めて外国軍の参加を望む(9月3日胜利日阅兵安排发布 首邀外国军队参加)』2015-06-23)

昨年2月に全人代が発表したのは記念日だったが、9月3日が近づくにつれて、公安局・外交部・中央軍事委員会・国務院が計画に加わり、最終的に指導部全体が参加する事になった様子が窺える。具体的な内容、例えば、閲兵式に外国の首脳や軍を招聘する事などは、恐らく、5月9日に行われたロシア赤の広場での閲兵式を模倣したものと思われる。ただ、暗殺の噂の絶えない習近平が、この閲兵式をどう考えていたのかについては、疑問の残る所だ。

・北京秋天、或いは、閲兵ブルー(閲兵藍)

4月に入ると、中国人民解放軍儀仗隊が演習を開始し、山西省の機械製造公司が、北京武装警察隊が発注した、式上で使用される72門のうち、12門の礼砲を正式に北京に納品した。5月には、中国のユーザーによって、武装ヘリ直-10と直-19が、空中で“70”の文字を描き出す様子がアップされ、大閲兵の訓練と噂になった。

「北京秋天」と言うが「秋天」は秋の空ではない「秋」の意だ。北京の秋は美しい。大気さえ汚染されていなければ、大陸独特の抜けるように澄んだ青空が、どこまでも高く透明に広がる。汚染物質を取り除き、その青空を取り戻すために、北京・天津・河北及び周辺の省市が合同規制を実施した。

8月22日から30日まで世界陸上競技選手権が開かれたので、北京では8月20日から、自動車の臨時の交通管理措置が取られた。北京市交通委員会委員 容軍は、8月20から9月3日まで、北京市の自動車は「※单双号限行」の措置を取り、公共の交通機関の運転停止割合は80%に達する、肉・卵・野菜・ミルク等の運搬車両は通行を保障する、と紹介した。(「新華網」『北京8月20日から9月3日まで自動車は单双号限行(北京8月20日至9月3日机动车单双号限行)』2015年08月03日)

※单双号限行は、都市の交通渋滞を緩和させるための一種の交通制度。2007年北京五輪の予選会期間中に、北京市で始めて行われた。奇数(単号)の日には、ナンバーの末尾の数字が奇数の自家用車のみ走行でき、偶数(双号)の日には、ナンバー末尾が偶数の自家用車のみ走行できる。0は偶数日の走行。

天津市は、8月28日から、自動車の单双号限行も含めた一級の削減対策を開始した。電力企業は火力発電ユニット10箇所346万キロワット、全市の総容量の36%を停止させた。同時に市内9箇所の火力発電所に、職員を24時間常駐させた。産業方面では、全市の1325の企業が、生産停止・減産、或いは、環境保護設備を導入する事で、汚染物質の排出を全体の40%近くまで削減する事に成功した。同時に570の重点企業に対しては、職員を24時間常駐させた。建設現場については、8月23日から、全市の建設現場、及び、コンクリートの撹拌拠点は、全て作業を停止し、28日からは、操業停止の範囲を拡大し、建設作業と関係のある活動は一律作業停止となった。同時に全市946の重要な建設現場には、職員が24時間常駐する事とした。道路の掃除については、8月23日から、幹線道路と中心市街地では、毎日3回以上の洗浄が行われた。自動車については、9月1日、全市で終日、他の都市からの車両も含めて、单双号限行が行われた。全市を揚げての努力の結果、8月23日から30日まで、天津市の空気の質は、前年同期に比較して、全市の総合指数・PM2.5及びPM10の平均濃度が、41.7%・51.7%及び46.9%下降した。(「網易新聞」『天津市は汚染物質の排出総量の40%近くを削減する事に成功し“閲兵ブルー”を確保した(天津市实现污染物整体减排近40%确保“阅兵蓝”)』2015-09-02 06:57:52)

河北省では、全省で单双号限行が行われたが、開始と終了については各地で差があった。環境保護部の資料によれば、保定市等は8月20日から、全面的に各種の保障を開始し、保障の範囲には産業企業の減産・生産停止が含まれており、全市の主な建設現場は操業停止となった。滄州市では、24日から各種の保障を開始し、小中学校は開校日を延期した。運送業・廃棄物や危険な化学薬品を積んだ車両、及び軽トラ・オート三輪・トラクターは一律運転禁止。邯鄲(かんたん)では、邯鄲鋼鉄集団が26日から、一日ごとの細かな操業停止計画と脱硫施設の排出削減を強加する勤務計画を制定し、毎日削減された量と比率を計算した結果、28日から9月4日までの期間に、汚染物質を50%以上削減する事に成功した。

山東省済南市では、済南藍星・長城等の企業が生産を停止したのみならず、9月1日から、全市で露天での串焼き等を禁止した。(「澎湃(ほうはい)網」『中国環境科学研究院副院長 柴発合:“閲兵ブルー”常態化の対策がますます多くなる(中国环科院副院长柴发合:“阅兵蓝”常态化措施会越来越多)』2015-09-05 16:37 )

地方の幹部にとって、中共中央からの命令は、能力を発揮する好機ともなり、デタラメを誘発する切っ掛けにもなる。北京での公共車両の80%削減や、河北省の汚染物質の50%削減は、これが事実ならば、経済的損失を始め社会に与える影響は甚大だ。特に天津では、9箇所の火力発電所と1325の企業が影響を受け、発電所・570の重点企業・946の建設現場に24時間体制で職員を常駐させている。これらの過剰な規制は、明らかに8月12日の大爆発の影響であろうと思われる。

露天の串焼きを止めさせたところで、どれ程の影響があるのかは分からないが、兎も角も、手間ひま掛けて“閲兵ブルー”を実現させ、晴れわったった秋空の下、大閲兵は賑々しく行われた。

・習近平の講話(全文)

ここで確認するまでもなく、1972年に日中国交が正常化するが、それ以前は、書類の上では戦争状態にあった。不正常な状態から正常な状態になったので、『日中国交正常化』と言う。日本は中国に負けてはいない。当然、共産党にも国民党にも負けていない。ところが、9月3日当日、天安門の上で習近平が述べた講話の内容は、全く違う物だった。以下は「人民網」に掲載された、習近平の講話の全文だ。

『抗戦勝利70周年記念大会で習近平は重要講話を発表(全文)(纪念抗战胜利70周年大会习近平发表重要讲话(全文))』

2015年09月03日10:23

人民網 北京9月3日電、中国人民抗日戦争及び世界反ファシズム戦争勝利70周年記念大会が、本日午前10時、北京天安門広場で挙行された。10時6分頃、中共中央総書記・国家主席・中央軍事委員会主席習近平は、重要講話を発表した。

以下は講話の全文だ:

全国の同胞諸君、尊敬する各国の国家元首・政府首脳と聯合国等国際組織の代表の方々、尊敬する来賓各位、視察を受ける全ての将兵諸君・ご列席の皆さん・同志諸君・友人諸君、

本日は、世界の人々が永遠に記念するに値する日である。70年前の今日、中国人民は14年もの長きにわたる言語に絶する苦しい闘争を経て、中国人民は抗日戦争の偉大な勝利を獲得し、世界反ファシズム戦争の完全なる勝利を言い渡し、平和の陽光が再び普く大地を照らした。

ここで、私は中共中央・全人代・国務院・全国政治協商・中央軍事委員会を代表して、全国の抗日戦争に参加した老戦士・老同志・愛国人士と抗日の将校に向かい、中国人民の抗日戦争勝利の為に重大な貢献を果たした国内外の中華の子供達に向かい、最上の敬意を表する!侵略に抵抗する中国人民を支援し助けてくれた外国政府と国際的な友人に向かって、心からの感謝を表する!本日の大会に参加した各国の来賓と軍人友人諸君に向かって、熱烈な歓迎を表する!

ご列席の皆さん・同志諸君・友人諸君!

中国人民の抗日戦争と世界反ファシズム戦争は、正義と邪悪・光明と暗黒・進歩と反動的との大決戦だった。あの悲惨な戦争で、中国人民の抗日戦争の開始時間は最も早く・持続時間は最も長かった。侵略者に直面したとき、中華の子供達は不撓不屈・血を浴びて奮戦し、徹底して日本軍国主義の侵略者を打ち負かし、中華民族の5000年以上発展し続けた文明の成果を守り、人類の平和の事業を守り、戦争史上の奇観・中華民族の壮烈な行為を鋳造した。

中国人民の抗日戦争の勝利は、近代以来、中国が外敵の侵入に抵抗し反撃した初めての完全勝利だ。この偉大な勝利は、日本の軍国主義が、中国を植民地化し奴隷のように酷使しようという企みを徹底的に粉砕し、近代以来、中国が外国の侵略に抵抗し反撃し、連戦連敗した民族の恥辱を洗い流した。この偉大な勝利は、新たに中国に世界的大国としての地位を確立させ、中国人民に、世界からの平和を愛する人民という尊敬を獲得させた。この偉大な勝利は、中華民族の偉大な復興への明るい未来を切り開き、古い中国が、鳳凰が臨終に火を浴びて再生するように、新たな征途を切り開かせた。

あの戦争中、中国人民は巨大な民族の犠牲を払い、世界反ファシズム戦争の東方の主戦場を支え、世界反ファシズム戦争の勝利に大きく貢献した。中国人民の抗日戦争も、国際社会の広汎な支持を獲得したが、中国人民も、各国人民が中国の抗日戦争勝利の為に貢献した事を、永遠に銘記するだろう!

ご列席の皆さん・同志諸君・友人諸君!

戦争を経験した人々は、更に深く平和の大切さを理解する。我々が、中国人民抗日戦争および世界反ファシズム戦争勝利70周年を記念するのは、歴史を銘記し・亡くなった烈士を追想し、平和を大切にし、未来を切り開くためである。あの戦争の戦火は、あまねくアジア・ヨーロッパ・アフリカ・大洋州に及び、軍隊と民衆の死傷者は1億人を超え、そのうち中国の死傷者は3500万を超え、ソ連の死亡者は2700万を超えた。決して歴史の悲劇を繰り返さない事は、我々が、当時の人類の自由・正義・平和を守るために犠牲になった英霊に対する、また、無惨にも殺された無辜の亡霊に対する、最良の記念である。

戦争は一面の鏡だ、人に更に平和の貴重さを教えてくれる。今日、平和と発展は既に時代の主題となっているが、しかし世界は全く平穏ではない、戦争のダモクレスの剣は、依然として人類の頭上に掛かっている。我々は歴史を鑑として、断固として平和を守る決意をする。

平和のために、我々は堅個に、人類運命共同体という意識を打ち立てなければならない。偏見と差別・深い憎しみと戦争は、災難と苦痛しかもたらしはしない。互いに尊重し・平等に付き合い・平和に発展し・共に繁栄する事こそ、人の世の正道である。世界各国は共に、国連憲章の主旨と原則を中心とする国際秩序と国際体系を守り、積極的に、互恵互利を中心とする新型の国際関係を構築し、共同で、世界の平和と発展の崇高な事業を推進すべきである。

平和のために、中国は一貫して平和発展の道を歩んでいる。中華民族は一貫して平和を愛している。どの様な発展段階にせよ、中国は永遠に覇を称さないし永遠に拡張はしない、永遠に自身が嘗て経験した悲惨な境遇を、他の民族にむやみに押し付ける事はしない。中国人民は、世界各国の人民との友好的な交流を堅持し、決然として中国人民抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利の成果を守り、人類の為に更に偉大な貢献ができるよう努力する。

中国人民解放軍は人民の子弟兵であるので、全軍将兵は、全身全霊人民の為に服務するという根本理念を深く心に刻み、祖国の安全と人民の平和な生活を守るという神聖な職責を忠実に履行し、世界の平和を守るという神聖な使命を忠実に実行すべきである。私は宣言する、中国は軍の人員30万を削減する。

ご列席の皆さん・同志諸君・友人諸君!

“人は始めは慎んでいるが、終わりまで励んで有終の美をなす者は少ない(初め有らざる靡 (な) く、克 (よ) く終わり有る鮮 (すく) なし)”『詩経・大雅・蕩(とう)』中華民族の偉大なる復興を実現するには、一代また一代という努力が必要だ。中華民族は5000年以上の歴史を具えた輝く文明を創りだしたのだ、必ず更に輝ける明日を創り出す事ができる。

我々の進む道は、全国各族人民は中国共産党の指導の下、マルクスレーニン主義・毛沢東思想・小平理論・“三つの代表”の重要思想(江沢民)を堅持し、科学的発展観(胡錦濤)を指導とし、中国の特色ある社会主義の道に沿い、“四つの全面戦略”の構造(習近平)に照らして、 偉大な愛国主義精神を発揚し、偉大なる抗日戦争の精神を発揚し、万衆心を一にして、雨にも風にも負けず、我々が定めた目標に向かってこのまま勇気を奮って前進しよう!

我々は共に、歴史の啓示する偉大な審理を銘記しよう。正義は必ず勝つ!平和は必ず勝つ!人民は必ず勝つ!(「人民網」『抗戦勝利70周年記念大会で習近平は重要講話を発表した(全文)(纪念抗战胜利70周年大会习近平发表重要讲话(全文))』2015年09月03日10:23)


この式典は、実に中国らしいと思う。「近代以来、中国が外国の侵略に抵抗し反撃し、連戦連敗した民族の恥辱を洗い流した」と言うのは、連戦連敗の清朝に代わって、恥辱を雪いだ共産党の業績を誇る物だが、事実として中国は日本に勝ってはいない。そこで、「抗日戦争」と「反ファシズム」を同列に並べ、70年前には戦勝国側だった「中華民国」を「中国」と連呼する事で、聯合国側の勝利を共産党の勝利にすり替えている。

式典の立脚地点が虚構から始まっているので、講話の内容は空疎だが、それに反して、参加部隊は、中国大陸7大軍区・海軍・空軍・第二炮兵・武警部隊・解放軍四総部(総参謀部・総政治部・総後勤部・総装備部)直属の単位からの精鋭・外国の軍隊の代表。抗日戦争に参加した老兵士については、中共側の発表では、平均年齢は90歳、最年長は102歳で、国共両党から参加している。その中の共産党の老兵士は、八路軍・新四軍・東北抗聯・華南遊撃隊等の中から選ばれている。また、今回の閲兵で展示される武器は、全て国産主戦の装備で、新型のタンク・新型の大砲・新型のミサイル・コマンド情報システムと無人機等が含まれ、84%が初公開と自慢げに発表している。

私は、防衛に力を入れることや、自身の民族に誇りを持つ事は悪い事とは思わない。しかし、そもそも捏造の歴史に立脚している上に、今回の「大閲兵」を見ても、中国は明らかに軍国主義の国であり民族主義の国だ。その国が、軍拡を続けており、習近平は講話の中で、人民解放軍の職責として「世界の平和を守るという神聖な使命を忠実に執行する」と述べている。解放軍が世界に出て行く事を奨励しているのだ。日本は、恨まれている上に、中国は尖閣諸島について野心を隠していない。これで、どうして安全と言えるだろう。しかも、今回の閲兵には、国連事務総長の潘基文が得意げに参加してお墨付きを与えているというのにだ。