『蜻蛉洲大和の国のサンライズタイム』ー外国人参政権反対、移民政策反対、背乗り工作反対!盗聴・盗撮は日本では犯罪です!ー

キラキラネームは日本の漢字文化を破壊するための、カルトの工作活動です!公務員の国籍条項と外国人土地法の復活求む!

習近平に対する報道各社の評価

2012年11月24日 14時22分26秒 | 日記
今月十五日、習近平が総書記に就任しました。

以下は、報道各社の習近平体制についての評論です。


「rfi華語」の報道で、

『習近平は、蒋経国の転向で民主の基礎が定まったのを参考にできるだろうか?』

2012年 11月 15日

「海内外が注目する中共十八大が昨日閉幕し、習近平が新期の中共総書記に就任した。

今日の中国を見つめ、習近平に関する評論を紹介したいと思う。


香港《蘋果日報》の社説によれば:

習近平は五年前に、中共から内定されて総書記、国家主席を引きついだ中共の独裁体制の受益者である。しかしながら、彼は嘗て中央党校で公式に'権力は民の賦与する所'との政治的見解を発表し、また、外部からも彼に対して民主選挙を推進する事が期待されている。十八大の政治報告は慣例により胡錦濤が読み上げたが、起草班の班長は習近平で、報告内容は事実上、習近平の今後五年間の施政綱領であった。人々を再度失望させたのは、報告は二千四百文字で大いに政治改革を述べ、政治改革を推進する七条の対策を列挙したものの、政治改革の原則は、'党の指導者、人民が主人公となり政治に参与する、法律に基づいて国を治める'等の事を実現し、継続して全人代・政治協商・統一戦線・下部の民主を有機的に統一する等、既に言い古された話題に終始しただけで、高級官僚を民主的な選挙で選ぶ問題や、官僚の財産を申告し公開する問題については全く触れなかった。


台湾の《聯合晩報》の社説によれば:

"習近平が胡錦濤に替わり総書記に任ぜられ、中共の第五代指導者の中心となる事は、既に疑いない。""しからば、習近平は強いリーダーシップで、どの方面の発展に力を注ぐのだろう?政治気候の移り変わりの発言の事とて、太子党出身の習近平は、改革の可能性として、'専制を以て専制を集結させる'だろうか?""台湾人の記憶の中には蒋経国の面影があり、今なお尊敬されている。習近平と蒋経国の経歴は酷似している。蒋は嘗て、まるで政治的な人質のようにソ連のウラル山脈に流刑にされている、習も文革の時に父親が打ち倒されたために、陝西省北部の寒村にある人民公社の生産隊に入隊し、農村で過ごした。これらの経験は、すべて彼等の人格形成期である少年期に起きた事で、彼等には最下層の群衆の生活状態に対して、深い同情と共感の気持ちがあり、それが民主主義のうねりに直面した時に発酵する見込みがある。歴史の経験を完全に複製するのは難しい。蒋経国は独裁的支配を終結させたが、習近平の権力地盤は、蒋より複雑で何倍も険悪だ。しかし、蒋経国の転向から台湾民主主義の基礎が定まり、華人社会に燦然と輝く花が開いた例を参考にし、習近平も'政治改革は中国が通らなければならない路である'を信条として、天地をひっくり返すような功業を打ち立てる事ができないものか?"


香港の《蘋果日報》の張華と署名された評論によれば:

"二十数年来、無数の有識者が、中国の政治制度と現代文明の統合を希望し、列びに一度は胡錦濤・温家宝に対して幻想を抱いた。しかし、無数の失望の後、多くは中共に対して絶望し、情熱はすでに冷めた。各界は近頃再び'政治改革'の希望の灯に火をともした。それは、今年七月、習近平は元中共総書記胡耀邦の長子 胡徳平を公式訪問した時に、'必ずや政治改革をも含めた改革の御旗を、高く掲げなければならない'と述べた事に始まる""しかし、筆者はけっして楽観はしていない""政治の指導者に充分な権威と権力がなければ、真の政治改革を推し進める事は難しい!オバマは再任し、引き続き民衆から政治の権限を獲得したが、改革を推進するには、やはり巨大な抵抗に遭っている;小平は改革開放を推し進める事ができたが、一方で彼は威信が高く、もう一方で当時経済は崩壊に瀕しており、党内外で改革を求める声は極めて高かった。あべこべに現在は、習近平には既に権威はなく、人民は権威を授けず、党内には政治改革の共通認識もない、甚だしきに至っては、改革を阻害する主な要因は幹部であり、この様に弱く、権力に限りがある中共総書記では、よしんば意志と度胸があったとしても、政治体制改革の大会戦を引き起こす力はない!"


香港《太陽報》"華夏透視"の評論によれば:

"今回の引き継ぎで、中央委員会は大いに入れ代わり、十七大の半分以上の中央委員が交替する見通しだ、高学歴の官僚が全面的に政策決定機関に入るので、中国の政治生態も変化するに違いない""知識青年の代が掌握する政権・資源及び財は、遙かに前の四代をしのいでいる、しかし、彼等が直面している問題と挑戦も、遙かに前の四代を超えている。""なかんずくこの十年間、官僚と民間企業の癒着は深刻で、権勢ある集団は権力に頼んで強奪し、勝手に土地を定め、野蛮に建物を取り壊し、不動産業が急速に発展したと同時に、多くの寡占の億万長者を生みだした。またそこに寄寓する各官僚によって、中共の執政基盤が絶えず侵食を受けている。""この様な環境で、高学歴の一代が如何にして天地をひっくり返し、混乱をしずめて正常にもどし、抜本的改革を行うか、将にきわめて大きな挑戦だ。"


香港《信報》の社評によれば:

"十八大はまるで、中国のこれから十年の進むべき方向を指し示したかに見えるが、しかし、見たところ、変革の利益と危険、安定と権利の孰れが重要か、ひいては政治改革推進の速度と幅等々の問題につて、党内での綱引きは依然として明らかで、保守思潮の抵抗勢力を軽視する事はできない。新任の指導者習近平は、国内外の政治経済、主権争い等複雑で深刻な矛盾に直面していても、必ず、着実剛毅、知恵と勇気、民情に順応し、機会をとらえる事によって、国民を導いて改革の'深水区域'を乗り越え、小康社会の夢を達成すべきだ。"」

記事は此処までです。

「rfi華語」が引用しているのが、台湾や香港の媒体である事もさることながら、習近平に民主化の期待が集まるのは、大陸の国内事情の他に、彼は一九八五年から二○○二年まで十七年間にわたり福建省に勤務しており、また、妻の彭麗媛(ほうれいえん)の親戚も台湾にいるなど、台湾との繋がりが深く、熟知しているからと思われる。そこで、習近平を通して中共が民主化に向かうだけならよいが、大陸と台湾の併合の進む可能性も高くなる。そうなると、尖閣問題に関しては、大陸・台湾の聯合で、なにがしかの作戦を仕掛けてくる可能性が高くなる事も否定できない…たちあがれ日本、と言いたい。

ワーグナー 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 ムラヴィンスキー