午前中、父に頼まれていた服などを病院に届けた後、5月1日にファボーレ東宝で開かれる特別試写会『明日の記憶』TOYAMAプレミアのチケットをゲットしました。「渡辺謙」さん「堤幸彦」監督のトークセッションが開かれるので、またこのブログで紹介できればと思っています。 チケットをゲットした後、そのままファボーレ東宝で『連理の枝』を見ました。 主演は『冬のソナタ』『ピアノを弾く大統領』の「チェ・ジウ」、『オオカミの誘惑』の「チョ・ハンソン」、共演に『セックス・イズ・ゼロ』の「チェ・ソングク」、『ラブストーリー』の「ソ・ヨンヒ」、『プライベート・レッスン』『銀杏のベッド』の「チン・ヒギョン」など。主題歌は『猟奇的な彼女』の主題歌を歌った「シン・スンフン」。 昨日見た『アメノナカノ青空』同様、死と恋をテーマにした作品です。若い女性の死と最後の恋を扱った作品だと「イ・ウンジュ」の『愛と、死を見つめて』や、『永遠の片想い』、「ウィノナ・ライダー」の『オータム・イン・ニューヨーク』などが思い出されます。 大学の先輩と二人で作り上げたゲーム企画会社のCEO『ミンス』は恋をゲームと割り切り、女性遍歴を続けていた。ある日交通事故を起こした彼は病院に向かう途中『ヘウォン』と知り合うことになる。いつものようにゲームを始めたつもりの『ミンス』だったが、次第に『ヘウォン』の明るさに惹かれはじめている事に気付く。 『ヘウォン』はそんな『ミンス』に好意を持ち始めるが、新しい恋に一歩を踏み出せないでいた。『ヘウォン』には『ミンス』には言えない大きな秘密があった。不治の病のため長くは生きられないという秘密が・・・ メロドラマという固定観念を持って臨むと展開についていけなくなるかもしれません。 前半は「キム・ソンジュン」監督の意図によりコメディ色の強い色合いになっています。実験的な要素もあったのかもしれませんが、私的にはあまり良い印象はもてませんでした。やっちゃったかな、と最初は思ったくらいでした。 不治の病により余命幾許も無い主人公『ヘウォン』には、迫り来る死に立ち向かう強さと明るさを持った女性としてキャラクター付けされていましたが、演出面で明るさと面白さを混同してしまったように感じました。これは相手役『ミンス』にも云えることでした。それぞれの親友たちにコメディの要素を持たせ、死というテーマの暗さは彼らで息を継ぐというやり方がよかったのではないかと思いました。後半はサプライズを含め、一転メロドラマ王道の演出になるだけに残念です。 先に挙げた他の作品と比較になってしまいますが、「チェ・ジウ」は病弱、死を目前にしたキャラを演じるには向いていない気がします。彼女の演技がどうこう、ではなく、174センチという長身、健康そうな体型や顔つきは、死を目前とする悲壮感を感じ取ることが出来ず、見る側の共感を得るに至っていないと感じました。 出演陣の中で一番印象に残ったのは先輩役の「チェ・ソングク」でした。真面目なだけにボケているキャラは最高でした。「チン・ヒギョン」の眼鏡+ナース服はある意味萌えてしまう方がいるかも。 展開としては後半サプライズ以降、泣かせてくれる演出になっていただけに、もう少し場面場面のつなぎをもう少し丁寧に作ってくれればな、と感じました。 評価 星 さんてん ご 公式サイトはコチラ ・連理の枝@映画生活 このエントリを気に入ってくれた方はポチッとヨロシク Amazonで買う 連理の枝 コンプリート版 連理の枝 コレクターズ版 連理の枝関連 チェ・ジウ関連 チョ・ハンソン関連 「連理の枝」ガイドDVD~これが最後の恋になる~ チェ・ジウ×チョ・ハンソン『連理の枝』写真集 |
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70年代のフランス映画やイタリア映画も
ハリウッド映画と競っていました。
韓流ブームも下火になりましたが、韓国映画は着実に地に根をおろしたと思います。
イケメン以外の作品が公開されているのが嬉しいですね。
わたしもチョ・ハンソンの先輩が一番印象に残りました。
彼はあまり他の作品で見かけたことがないですね?
(私が知らないだけかな)
ストーリー自体には泣けませんでした。
エンディングのスンフンの歌に
泣けてしまいました。
先輩役のチェ・ソングクはあちこちで
良い評判を聞きますね。
今、チェ・ソングクが床をごろごろ転がって
リモコンを取ったり、電気を消すシーンが
頭をよぎりました。
映画の登場人物と私が身近に感じた一瞬でした。
私もめんどくさがりなので・・・
>にゃおこさま
来場感謝です。
先輩役のチェ・ソングクは「セックス・イズ・ゼロ」でも先輩役でいい味出してます。ちょっとエロい作品ですが、笑って泣ける作品ですので是非見てみてください。
評価 星 さんてん ご
納得です。
広告のキャッチコピーと
映画のギャップが大きすぎだったかな
とも思います。