ご無沙汰でありました

その間にも多数の閲覧、トラックバックを頂きましてマコトに感謝でございます。

猫姫さんからもコメントで心配していただいたりしておりましたが、一応生きております。

ここ二ヶ月ほどほとんど更新をしておりませんでしたが、それには体調上の理由がございました。

何度かこのブログでも触れてきましたが、私は現在うつ病の治療中です。私の場合おそらくは比較的経度の病状であるとは思いますが（死について考えるほど追い詰められてはおりません。）、定期的な更新が楽しみではなく、義務となり苦痛になりかけていたので、ブログを一旦中断し、仕事から帰ってからなるべく早く睡眠を取るようにしておりました。

一度中断すると逆に更新作業自体が億劫になり、一ヶ月以上の空白となってしまいました。
中断の間はブログ閲覧はもとより、ネット接続も一日５分程度、映画も劇場に赴くパワーも無くDVDすらほとんど見ないという状態が続いておりました。
ここにきてようやく精神的にパワーが回復してきたな、と実感してきましたが、身体がそれに追いつかず、バランスがまだまだ取れていない状態ではあります。

DVDを見れない理由のひとつは集中力の欠如です。
テレビなど間にCMが入るものはよいのですが、映画の場合（通常２時間前後でしょうが、）１５分～３０分ほどで集中力が途切れてしまうのです。その状態では内容を楽しむことも出来ないので、心の底から見たいと思うようになるまで封印していた、というような感じです。
リハビリではありませんが、この３連休でとりあえず以前鑑賞した『着信アリ』、それからレビューは書いていませんが昔から好きだった『ポストマン』を見ることが出来ました。ようやく上向きになってきた感じです。


一般的にうつ病は心の病気といわれ、まだまだ理解されていないようですが、うつ病もクスリなどの治療で治癒する普通の体の病気です。
上司には３ヶ月ほど前に薬の副作用で一週間ほど休んだ時に打ち明けましたが、うつ病にかかっているようには見えない明るい性格だ、と思っていた、と言われました。この言葉自体がうつ病がまだまだ認知されていない印だと感じました。
うつ病は比較的真面目な性格の方がかかりやすい傾向があるようです。ここ１ヶ月ほどうつ病について考えてみましたが、簡単にいうと休息を取るのがヘタな人間がかかりやすい病気であると思いました。
なぜうつ病の症状が出るかというと、頑張りすぎて身体が休息を求めているのに気付かず、また頑張ってしまい、その結果身体自身が休息を求め、心身のバランスがとれなくなってしまうのです。休息のオン・オフが自分でコントロールできなくなり、突然身体が動かなくなってしまう、自分はどうしたんだろう、という不安が堂々巡りを始めるのだと思います。
そういった人に『頑張って』と励ますのも逆効果になります。今まで十分頑張ってきた人にその言葉は逆に追い詰めることになるからです。


ネットではいろいろなところでうつ病の簡単なチェックが出来ます。最近なんか疲れて仕事に身が入らないな、という人は一度試してみてはいかがでしょう。


まだまだ以前のペースでの更新は無理だとは思いますが、少しずつupしていければと思っているので、これまでどおりお付き合いいただければ幸いです。


P.S.

実は明日でこのブログを始めて３年目に突入します。中断の間も平均350～400のアクセスを頂くことの出来たのも、これまでの蓄積があればこそと思っています。正に『継続は力なり』です。
マイペースで四年目・五年目に挑戦していきたいと考えています。