シャオさんのつれづれ思う故に(BLOG版)

私、シャオが日々の移ろいの中で、感じたこと、思ったことを書きためていく所です。

愚者達の狂想曲(カプリッチオ)

2004年04月08日 23時54分21秒 | 日常のつれづれ
 今日、中東のアルジャジーラと言うTV局にイスラム武装勢力から脅迫のVTRが届いたそうです。彼らの要求は自衛隊のイラクからの撤退。要求が飲めないのなら、人質を殺すとのこと。

 今まで、私が思っていたイスラム教徒と言えば、宗教に対して従順で思慮深い方々が多いと思っていたのですが、この事件を期に見方が変わってしまいそうです。
 その見方とは、「十字軍撃退」や「かつての世界の中心だった。」という過去の栄光に縛られ続け、自らの力でグローバリズムの世界に入る努力をしないで、援助と石油のお金で食っているやましい人々というイメージです。そして、自分たちがついて行けないものに対して、「宗教」の名をかたり、腕力を持って怖そうとする。
 彼らの周りに貧困の問題もあるかもしれません。しかし、それを引いたとしても、彼らはある程度、自分たちで努力をするべきだと思うし、その努力をすべきだと思う。
 私がもしアラブの人に、「なぜ、産業革命がイスラムで起こらなかったのか?」と尋ねられたら、こう答えます。
答えは簡単。あなた達の祖先が、ヨーロッパの文化を受け入れなかったから。もし、受け入れていたら、産業革命は、アラブで起こっていたかもしれませんよ。
 他の文化に対する寛大さと自国の文化を誇りに思う気持ちは、なくしたくはないものです。

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