雑学

蜘蛛(くも)

朝のクモと夜のクモ
1.朝のクモと夜のクモ
「朝グモ・夜グモ」にまつわる俗信がある。一般的にいえば、朝にクモが下がると「客が来る」「よいことがある」「お金が入る」「縁起がよい」「福の神」「鬼に似ていても殺すな」と朝のクモを大切にし、ときには神様のように崇める傾向が見られる。
 これに対して、夜のクモは「泥棒に前触れ」「貧乏になる」「不吉だ」「親に似ていても殺せ」「尻を焼け」など、夜グモを忌む土地が多い。

2.朝グモは吉・夜グモは凶
 朝のクモは縁起がよいので殺すな。夜のクモは縁起が悪いので殺せ。
 夜にクモを見ると不吉なことが起きる。
 朝のクモは喜ぶといい。殺してはいけないが、夜のクモは殺せ。
 朝のうちに下がってきたクモは縁起がよい。夕グモは縁起が悪いので親に似ていても殺せ。
 夜のクモは親の顔でも殺せ。朝のクモは鬼の顔でも殺すな。
 夜グモは火にくべ、朝グモは懐に入れよ。
 夜のクモは殺せ。
 朝のクモは縁起がいいので懐に入れた。
 夜のクモは退治しろ。
 朝グモは働き者。夜グモは悪魔。
 夜グモは親に化けても殺せ。
 朝グモが下がってくると客がある。
 朝グモが天井から降りてくるとよい客がある。
 夜グモは人を殺す。朝グモはおばさん(いいことがある)。
 朝グモを捕って桝に入れエビス様にあげた。
 朝グモは縁起がよいとして神棚へ放す。
 夜グモは泥棒に注意。
 朝部屋にクモが出ると吉。一日がよい日になる。


3.朝グモは凶、夜グモは吉
 朝のクモは、垂れ下がってきたら、縁起が悪いので上へ上へと追っ払う。晩のクモは殺したらいけない。
 夜のクモは逃がし、朝のクモは殺す。
夜に家の中に入ってきたクモは喜ぶ(コブ=クモ)といって縁起がいいので殺してはいけない。
 朝昼のクモは殺すが、夜のコブ(ヨロコブ)は殺さない。
 夜に出るクモはヨロコブといって大事にされていた。
 朝グモを見ると、その日には思わぬ出費がある。
 夜のクモは親に似ていても殺すな。
夜のクモを殺したらバチが当たる。
 朝のクモは悪魔の使い。夜のクモは神様の使い。
 夜のクモを殺すと親の死に目にあえない。
 夜出てきたクモはヨクモ(夜クモ)来たのでめでたいから殺さない。
 夜、家の中に入ってきたクモは「よう来た!よう来た!」といって丁寧にあつかってや
るといいことがある。


4.朝夕を問わずクモを吉とする伝承
 家の中にいるクモを殺してはいけない。クモはコブともいい、ヨロコブを家に、つまり福を家にという意味で。
 朝夕に地面を歩いているクモを殺すと雨が降る。
 家にいる大きなクモは殺してはいけない。
 クモが天井から降りて来ると人が来る。
 夏場はクモの巣をとるな。
 クモを殺すと天気が悪くなる。
 クモは害虫を退治してくれるのでむやみに殺してはいけない。
 クモが手を広げていると手ぶらの客が来る。
部屋のクモは殺すな。


5.クモのマイナスイメージを語る伝承
 クモに咬まれると二十四時間痛む。
 クモを食べるとからだに発疹ができる。

6.クモのふるまいによる天気占い
 巣作りが低い位置だと大雨が降る。
 クモが巣をかけりゃ風が吹く。
 クモが巣の端へ行くと大雨。クモが家の外へ巣を張ると晴れ。
 クモが巣を張ると天気。
 クモが上の方へあがると雨。
 クモが低いところに巣を作ると大風。
 クモが軒下などにぶら下がると雨が降る
 クモが家の軒に網を張ると雨。
 クモが天井から降りてくると雨が降る。
 クモの巣に朝露がついている日は天気がよい。
 雨中にクモが巣をつくれば間もなく晴れる。


迷信:
朝グモはよいが夜グモは悪いといっている地方が多い。しかし地域によっては反対のところもあり、夜の昼もよい虫だとしている地方もある。夕方クモが網を張ると翌日は晴れだとか、雨中にクモが網を張ればこの雨はやがて止むとか天気と関連した言い伝えもある。


 ♪♪米汁呑忘憂♪♪
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