あんなこと こんなこと 京からの独り言

「京のほけん屋」が
“至高の薀蓄”を 京都からお届けします。

お水採り

2009年07月12日 | うんちく・小ネタ

「お水採り」とは、1年に最も運気が良い時に「良き方角」の水を戴きに行くことだそうです。

その水を飲むことによって良い「気」を体内にめぐらし、その場に佇むことによって、良い「気」を身体いっぱいに浴びることが、「お水採り」の本意だと言われています。

     2  

今年のお水採りの最適日時は、7月8日(水)、17日(金)、18日(土)の3日です。

時間は7月8日と17日は午前9時から午前11時、18日は午後5時から午後7時です。
7月8日は済んでしまいましたが、チャンスはあと2回あります。

方角は個人個人で異なりますので、ご自分の生年月日をもとに高島暦などの吉方位を調べてみるといいでしょう。

最初に、お水採りのやり方と注意についてお話しします。

出来れば事前に自分の吉方位上にある名水を地図上で調べておくことをお勧めします。

まず、地図を用意し、自宅を中心に8方位に線を引きます。
東西南北の2本と北東~南西、北西~南東の2本です。

次に、上記の4本の線(8方向)の中で、自分の「良き方角」に向かって線上をたどっていきます。
線上で、「気」の良いところを探します。

そして「気」の良い所は、神社、名水(湧き水)の他、清浄な所であれば、お寺、ホテル、旅館等でも可です。

ちなみに、場所は自宅に近いほど、出来るだけ「よき方角」の線上で探すことが肝要です。
自宅から遠ざかるにつれて、線上から両側に幅を持たせるようにしても構いません。
(例:「良き方角」が「南西」で、自宅が東京の場合、場所は南九州でも可です)

用意するもの……1~2リットルくらいの容器(ペットボトルや水筒、魔法瓶など) 出来ればあらかじめ9等分にマジックなどで目盛りを付けておく。

幸運水を取る場所……神社など、清浄な所や名水と呼ばれる湧き水。(ただし水質の安全が確保されている場所)

幸運水の取り方……その年の開運時間に水を汲む。神社なら社務所で“ご神水”が必要な旨を伝えれば、場所を教えてくれます。(敷地内であれば水道水でも可)

飲み方……その日から必ず9日間で飲み干すこと(その場で1日目を飲むこと) 翌日からは朝、目覚めと共に感謝して、9分の1ずつ飲みます。ペットボトル等に目盛りをあらかじめつけておくと便利です。1~2ヶ月後くらいから効果が出始めます。

季節がら、戴いた「ご神水」は、光の当たらない冷暗所(冷蔵庫など)に保管してお飲み下さい。
ご神水を戴いたら、時間のある時にお礼参りをしておくと、さらに開運力が高まるそうです。

出来れば、自分が住んでいる所から100キロ以上離れた所で、名水が出るといわれている
神社まで足を運び、「ご神水」を戴くとさらに効果的だそうです。

チャンスはあと2日のどちらか1回。是非トライしてみてください。

(そのお水の管理などは皆様の責任においてお願い致します)

    1