極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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資源の搾取

2023-01-24 17:40:30 | ウクライナ

以下文はネット討論番組「PBD Podcast」を参考に記しています。素人訳で可笑しな文が多々あると思いますので、雑文日記とします。

参考動画(英語)

米国の狙いはロシアの政権交代・資源を搾取することが目的・・・オリバー・ストーン監督(Oliver Stone、1964年~米国の映画監督、映画プロデューサー、脚本家、ベトナム帰還兵である自身の1年間の実体験を活かし、ベトナム戦争とそれが人間に与えた影響を描いた「プラトーン」で一躍有名になりました。)はネット討論番組「PBD Podcast」に出て、ウクライナ問題をプーチン大統領との面談で得たロシア側の言い分、自身の考えを発言しています。

現在の米国のメディアは一方的、ロシア側からは何も得ようとしていない。公平な報道をしていたRT(ロシア発放送局)も放送禁止、実情に触れさせないようにしていると発言、2014年からウクライナ東部・ドンバス地域では、ウクライナ軍によって住民が犠牲にあっています。ネオナチ(ナチズム・極右民族主義)武装集団が殺害、ロシア系住民16000人がジェノサイドにあっています。これらはプーチン大統領を挑発する手法で米国代理としてウクライナ政府に実行させています。米国は全くウクライナのことは考えていません。

米国が気にしているのはロシアで、この危機はロシアを不安定にするチャンスで、政権交代が出来れば米国の大勝利となります。そもそも、最初から米国はウクライナ国民の心配など毛頭ありません。殺害を日々を報じている米国メディアは、東部でのウクライナ軍によるジェノサイドは、5、6年も言及すらしてきませんでした。

 

2015~2017年におこなったプーチン大統領との30時間におよぶ対談ドキュメンタリー映画、「オリバー・ストーン オン プーチン・2017年、約4時間」の内容に触れ、次のようにのべています。

映画中プーチンは、現在のウクライナ問題に対する重要な事実を、自身の視点から語っています。2014年のマイダン革命(ヤヌコヴィッチ政権を転覆したクーデターで騒乱のなかで市民や警官、数十~100人が死亡)で、誰が誰を撃ったのかについても、銃弾は親ロシア派や警察ではなく、反政府側の抗議者たちが占拠したビル内から撃たれたものでした。群衆に向かって発砲していたのは狙撃手であり、警察と抗議者の群衆との両方を殺しています。

同じ頃、ベネズエラで起きたことと同じく、それがCIA(米中央情報局)による、カラー革命の手法です。

暴力によって誰かが誰かを殺す構図をつくりあげ、実際は両方が殺され、そこに騒乱が生まれます。警察も抗議者も多く殺害されたのに調査もされていません。

建物から狙撃していたのは、西ウクライナからキエフに来たネオナチと言われ、海外から送り込まれた傭兵の可能性も否定できません。

暴力シーンを創出し、チェンジしなければ!というムードを煽り、不法に大統領を国外に追放しました。そして選挙はおこなわず、暫定的な政権を据えました。当時、米国ネオコン(新保守主義)のリーダーであるビクトリア・ヌーランド国務次官補と駐ウクライナ米国大使との電話記録が公開されており、法的手順を踏んで大統領を選ぶべきだというEUについて、ヌーランドは「EUくそったれ!」と吐いていました。フランスとスイス、さらにドイツが大統領選を前倒しするなど民主主義的な手続きを重視していましたが、暴力による混乱のなかで実施しませんでした。

ネオナチは一般の人が考えるより、現在のウクライナ国内ではるかに強い権力を持っています。米国はゼレンスキーはユダヤ人だから、ネオナチと結託することはあり得ないという理由でそれを否定するが、それは間違いで馬鹿げたことです。ネオナチはゼレンスキーが出てくるずっと以前から存在、ゼレンスキーには何の力もありません。彼が大統領になったとき、ネオナチが大統領に指示を出す関係です。あなたにウクライナの政治を変えることはできない!アメリカとネオナチが何をすべきかを大統領に指示すると!

もっとも腹立たしいのは、ウクライナにおけるネオナチの横行をアメリカが容認しているということです。

NATOの拡大によってロシアは壁を背にして追い詰められている状況にあり、さらにNATOはロシアをとり囲むように攻撃的な弾道ミサイルを配置しました。バルト海を非常に攻撃的にし、スウェーデンやフィンランドまで引き込み、ポーランドやルーマニアにも弾道ミサイル迎撃システムを持たせました。彼らはみんな核兵器を共有しており、5分もかからずにモスクワを破壊できます。

ロシアが窒息するなかで、プーチン大統領はどうするか?

彼には戦争を起こすことも、やり返すこともできます。ロシアは荒削りなものであっても巨大な核兵器を持ち、超音速ミサイルのような最新鋭兵器も持っています。

だが誰がこんな戦争を望むだろうか?

誰も望んでいない。

世界にとって意味のある戦争でもない。

だが、なんの理由もなく始まった戦争ではありません。

プーチン大統領を壁に押しつけてきた側が望むのは、ロシアの政権交代です。

1990年代のエリツィンのように米国にとって都合のいい大統領を招聘(へい)、あの当時のようにロシア国内で共食いさせ、その資源を米国が搾取できるようにすることが目的です。

 


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