極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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嵌(は)められた日本、ドイツ

2017-08-14 11:19:52 | 戦後

8月は、戦後日本にとっても戦争を語る機会が多い月と思いますが、自身が調べた歴史と、学校等で学んだ歴史は少し違うように思います。以下文はあくまで個人の解釈等も多々あり可笑しいかもしれませんがプログ日記、雑文とします。

 

当時の戦勝国が細部を触れてほしくない事実の2つが、「日本の真珠湾攻撃」と「ドイツの飛び地ダンツィヒ・ポーランド問題」だと思います。

日本の真珠湾攻撃(だまし討ち)、ドイツのポーランド侵攻(住民の生存のため)も、全く同じ構図のように思います。罠にはまったと言う解釈もできると思います。

今も、ドイツは世界から徹底的にドイツのポーランド侵攻を批判され続けています。ドイツ国内でこの疑問さえ問うことは法律により罪になる可能性があります。

真珠湾攻撃はだまし討ちとアメリカが言い続け、米国民は信じています。日本人までもが、だまし討ちをしたと多くの人達が信じています。

2次世界大戦以降、世界では戦争、武力行使されていますが日本のように戦争前に宣戦布告書を手交したなどありません。


1 ドイツのポーランド、コリドー(回廊)問題

そもそもポーランドは1次大戦前は存在しない国でした。1939年にドイツはポーランドに侵攻、第2次世界大戦の勃発となり、結果ドイツ領に編入されましたが、2次大戦後はドイツ敗戦、ポーランド領に戻り現在に至っているようです。

 

ドイツの1次大戦敗戦により、ポーランドが旧ドイツ領に建国されてしまいました。

このままでは、飛び地となったドイツ人の町(ダンツィヒ)が孤立、住民が生きていけなくなるのでドイツ側としてはドイツ領側と飛び地側のドイツ人の町を行き来するために、どうしても最低限のコリドー(回廊・最低限の鉄道、道路)が必要で、再三何とかならないのかと要求しています。

 

しかし、ポーランド(後ろにはポーランドの支配者)はドイツのコリドー(回廊・最低限の道路)を***絶対に認めないように英国等に指図等***しています。

必ずドイツはコリドー(回廊・最低限の鉄道、道路)確保のため侵攻するであろう!

固唾(かたず)をのみ、今か今かとドイツの侵攻を待ち望んでいる!構図が見え隠れします。この核心部分は殆ど歴史からカットされているように思います。

一般的な歴史事実しては1939年のドイツのポーランド侵攻は、占領と言う独裁者ヒットラー、ナチス・ドイツの野望のために侵攻したとされています。海外のプログ、チャーチルの回想録等々の一部は、この侵攻はドイツの飛び地住民が生きるための最低限の確保だったと解釈できる部分があります。(特にチャーチルの回想録はお勧めです。)

当時のドイツは戦争を好くしていません。戦争にドイツを引きずりこんだと言う構図が見え、戦争を好くする人達がいたということにも解釈できます。まったく真相は我々が学んだ歴史とは違います。
 

2 真珠湾攻撃

パールハーバー攻撃が開始される数時間前、マレーにおいて日本陸軍との戦端が開かれたイギリスでは、だまし討ちしたと言うことは聞いたことがありません。

何故、宣戦布告が遅れ、「 卑怯なだまし討ち 」 と言われたのか?

よく出てくる場面・・・暗号解読、タイピングに手間取り、野村吉三郎駐アメリカ大使と来栖三郎特命全権大使が慌てて、アメリカ国務長官コーデル・ハルに手渡した書類は、宣戦布告書ではなく、単なる「ハル・ノート」に対する返答書で、日本は渡す必要もありません。

 

ルーズベルト大統領にとって、このシーンは大変美味しい場面で最大限活用しています。

このシーンは当時、戦争をしたく無かった(米国民の多くは、第1次世界大戦で米国とは何の関係も無いヨーロッパ戦場で、何故多くの若者が死ぬ必用があるのか大きな疑問を呈していました。)米国民を戦争に駆り立てるように利用されたと言えると思います。

日本に、だまし討ちをされた!は、当時のアメリカ国民を一気に戦争へと向かわせるため、ルーズベルト大統領の策略(作り話 )と言えそうです。

ルーズベルト大統領は、対独戦で劣勢のソ連、イギリスを助けるためにはドイツと戦う理由がどうしても必用だったのと、アジア地域の中国利権を米国が取るために米国の若者を戦場へ送り込むためには国民の怒りを創り出す必要があったようです。

 

真珠湾攻撃は、陛下の名の元に宣戦布告しています。日本時間の12月8日11時45分、日本政府は米英カナダ、オーストラリアの4ヵ国の駐日大使を呼び  宣戦布告書を手交しています。

日本のように戦争前に宣戦布告をし、その後に戦端を開く・・・世界でどこの国もやったことのない事例です。世界の戦争慣例では戦いを始めてから、自国民に向かって発表するのが宣戦布告の手続きのようです。真珠湾及びマレー半島攻撃も開始も陛下の名の元に宣戦布告  米英両国に対する宣戦の詔書を大本営から出す手順どうりに実行されています。

宣戦の詔書は、徳富蘇峰(とくとみ・そほう、明治から昭和にかけての日本のジャーナリスト、思想家、歴史家、評論家 「國民新聞」を主宰、大著「近世日本国民史」を著しています。)起草したと言われています。

 

宣戦の詔書

天の助けにより万世一系の皇位を受け継いできた大日本帝国の天皇が、忠誠にして武勇である国民に示す。

私はここに米国及び英国に対し、戦いを宣言する。陸海の将兵は全力をふるって戦いに当たり、武官や役人たちはその職務に励みつとめ、国民もそれぞれの本分をつくし心を一つにし、国家の総力を挙げて、間違いなく戦いの目的を達成するよう期してほしい。

そもそも、東アジアの安定を確保し、世界の平和に寄与することは、明治天皇から大正天皇へと受け継がれてきた将来への配慮であり、私が常に心に留めてきたことである。そして、各国との友好を大切にし、すべての国がともに栄える喜びを共有することもまた、日本が常に外交の要諦(ようてい)としてきたことである。今、不幸にして米英両国と戦いを始めるに至ったことは、実にやむを得ぬことであり、私の意志であろうはずがない。

中華民国の政府が先に、日本の真意を理解せず、みだりに事を構え、東亜の平和をかき乱し、ついに日本に戦いを始めさせてから4年余りがたった。幸い、国民政府は新たに生まれ変わり、日本はこれ(汪兆銘政府)と善隣友好の関係を結び、ともに提携するようになった。ところが、重慶に残存する政権(蒋介石政府)は米国、英国の庇護(ひご)に期待して仲間内の争いをやめようとしない。

米英両国はこの残存政権を支援し、東亜の乱を助長し、平和の美名にかくれて東洋を制覇しようという誤った望みを持とうとしている。そればかりか、その同盟国に働きかけて日本の周辺に軍備を増強して我々に挑戦し、さらには日本の平和的な通商にあらゆる妨害を加え、ついに経済断交まで行い、日本の生存に重大な脅威を与えている。

私は政府に事態を平和裏に解決させようとし、長く耐えてきたが、彼らはまったく互譲の精神はなく、いたずらに解決を延ばそうとし、経済上や軍事上の脅威を一段と増し、日本を屈服させようとしている。事態がこのまま推移すると、東亜の安定についての日本の長年の努力はことごとく水泡に帰し、日本の存立も危機に瀕してくる。ここに至って、日本は自らの存立と自衛のために蹶然(けつぜん)と起ち、すべての障害を打ち破るほかないのである。

皇室の祖先や歴代の天皇が、天から見守ってくださるであろう。私は国民の忠誠や武勇を信じ、歴代の天皇の遺業をおし広め、速やかに禍根を取り除き、東亜に永遠の平和を確立し、日本の光栄を守ることを期そうとするのである。

御 名 御 璽

昭和十六年十二月八日                 各国務大臣副書

 

参考

日本との戦争は、対独戦に参戦する口実を欲しがっていた 『 狂気の男 』 の願望だった。

ハーバート ・ フーバー   第 31代 アメリカ大統領

ハーバート ・ フーバー第31代米大統領は、日本の真珠湾攻撃時の大統領だったルーズベルト大統領について、対ドイツ参戦の口実として、日本を対米戦争に追い込む陰謀を図った「狂気の男」と批判していたことが米歴史家のジョージ・ナッシュ氏により非公開のフーバーメモ等により著した、FREEDOM BETRAYED(裏切られた自由)で明らかにしています。

以下文は、原文は読んでいません。プログ・私達の過去と未来の一部を引用しています。

FREEDOM BETRAYED(裏切られた自由)の一部

日米開戦前夜のルーズベルト政権の動向・・・中国から日本と外交交渉で決着をしようとするなんてもってのほかという苦情に対し、米国は米国側の被害が大きくならない方法で日本に最初に手を出させるにはどうするかが問題、日本が絶対に受け入れないことが確かな条件を解答、心配するなといったことを中国に知らせています。

中国共産党は米、英国に対し、日本を武力で潰してくれなければ米英の扱いを考えなおすというような圧力をかけています。

日米戦争は、中国共産党が米英を手なずけて仕掛けたということにもなります・・・

 

開戦当時の日本は、日露戦争時のユダヤ金融資本からの巨額の借金、当時の国家予算約3億円に対し13億円の借金返済(世界で初めて、ユダヤ金融資本にこの日露戦争の国債借金を昭和62年に全額返済しているようです。元福田総理も総理以前に立ちあい、関わっています。ユダヤ金融資本にとって世界で初めての完全返済だったと言われています。当時、完全返済した国は世界で存在しません。)に相当苦しんでおり、経済的にも日本はかなり疲弊していた中での真珠湾攻撃だったようです。

 

日本、ドイツの開戦時の細部を精査してみると「追い詰められ、罠にはまった」というのが歴史の事実の一面だと言えると思います。

歴史は確かに勝者により都合よく作られのも事実ですが、歴史の一側面を知ることは大切だと思います。


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