極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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中国の防空識別圏、事前協議等

2014-01-04 13:00:19 | 日中

 11月のプログ(中国防空識別圏、中国は米国等に事前通報等)に書いた通り米国内のプログ等を見ると、米国は以前に中国側防空識別圏発表前に情報を掴んでたように思われます。直前に再度米国側に通報されてたのは間違いないでしょう。日本側にも一部?
 日本の防空識別圏は日米安保等々により・・・日本の防空識別圏=米国の防空識別圏であり、中国側は当然、日本の防空識別圏=米国の防空識別圏であると認識してるでしょう。
 残念ながら敗戦後60年以上経過してますが、現実は米国の支配下であることを直視しなければなりません。識別業務についても米国の権限は極めて大きく、米国が白といったら、黒でも白と言わざるを得ないでしょう・・・
 
 ちゃんと米中間での納得の上で中国側防空識別圏発表がされたでしょう、当然自衛隊側には米軍サイドから通報、日本政府にはまず通報しないでしょう、何故なら・・・(米国内プログ等でも同じような内容が散見されます。)
 
もう一つの、中国防空識別圏での中国軍のスクランブルについては、今回は空中警戒管制機等の使用により余裕で実施したと言われていますが、中国は基本的には統制が取れた運用をやってるようにも思えます。日米の航空機の種類、フォーメーション等は一部公表したようです。
まあ中国軍が近代化を目指してる以上、かなり改善されるでしょう。特に日本が対面するであるスホーイ30、J-11等々、改修に注ぐ改修により、かなり性能向上してるでしょう。

昨今の中国の空母搭載戦闘機も、研究、某国技術支援等?の結果、武装フル装備で難なく空母離、着艦が行われており、日本の軍事評論家の言葉を鵜呑みにしないほうがいいようですね。
今後中国空軍の方がレベルが高い場面が多々あると予想され、日本も現実を直視する勇気が必要でしょう、もう日本優位の自己満足の世界は通用しないでしょう。
 今回の防空識別圏問題、中国側の日米に対する対応戦略等は、天晴れですね、残念ながら日本が一番貧乏くじを引いたように感じますが・・・日本は凛とした態度で、孫子の兵法に徹することも重要じゃないかと思います。

米国プログ等を一部参考にしています。


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