古代以来、庶民を苦しめて来たものの第一は年貢(税)である。病よりも、老いよりも過酷で残酷な災難であったろう。
かつては征服者(権力者)が被征服者(庶民)から取り立てていた。その権力者に代わって現在は役人が庶民を苦しめる。
それを当然の様に受け容れているのは、我ら日本人が百年来プロシア流の官僚主導体制に馴染んで来たせいであろう。フランス革命の流れを汲む市民社会では市民が官僚をコントロールする筈なのだ。
ともあれ、この七草粥の日の朝、年貢を納めた! 2つの税(源泉税と相続税)を納め終えて気が抜け、しばし呆然自失状態である。
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