老人のパソコン日記

高齢者のパソコンの楽しみ方について、日々の記録を書いてみます。

おもいはせの路 (3)

2009-01-27 | 雑記
第一日目は等々力駅から帰ったので、二日目はその「等々力」駅から出発します。


駅前の通りを南に直進し、環八通りの対向側を右折します。途中から等々力渓谷に入った場合は、途中の横穴古墳の所から上に上がると、同じように環八道路に出ます。そのまま自動車の進む方向に行くと、やがて左側に「玉川野毛町公園」があります。ここは野球場やテニスコートなどスポーツ関係が中心の広い公園です。

公園内の一角に、帆立貝式としては全国最大級の前方後円墳である「野毛大塚古墳」があります。驚いたことに、ここは立ち入り自由で、二箇所のルートから頂上まで上れます。


公園の裏の道を南東に直進すると、「野毛六所神社」に到達します。この神社は、旧野毛村に散在していた六つの神社を合祀して出来たものです。広い境内には、正面に社殿、左手に神楽殿と水神様の社があります。神輿ごと多摩川に飛び込む水神祭は有名です。

六所神社の斜め前に「善養寺」があります。ここの本堂は、奈良の唐招提寺金堂を真似て造られたそうです。正面の入り口から赤い橋を渡って、本道に向かって石段を上がると、両脇に一対の大きな海駝が座っています。これは架空の獣で火除けの神だそうです。

この寺の境内には、樹齢六百年から七百年といわれる巨大なカヤの木があります。高さ23メートル、幹囲5メートル以上の圧倒される大きさで、都の天然記念物に指定されています。

ここからは、ちょっと分り難いですが、標識を頼りに西北に大分歩きます。途中特に道の左側には、上野毛の超高級住宅が続くので、退屈はしません。
最後に「上野毛自然公園」という目立った標識に出会います。左の路地を入ると、桜の木ばかりの公園があります。これだけかと思ったら、広場の突き当たりに細い下り階段がありました。ここを下ると、相当の段差で木立と自然が一杯で、まさに国分寺崖線を実感できます。(ただし、残念ながら二月中旬までこの階段は修理中です。)
ここまで7~8千歩で、私の限界なので、ここから少し北に上った「上野毛」駅から帰りました、