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だらだらぼちぼち

Mt. Fuji again (7)

2013年06月20日 17時50分06秒 | 風景光景

富士山ツアー4日目、5月12日(日曜日)。
甲府インター近くのビジホで目覚めると、外の明るさをブラインド越しに感じる。
コッソリ外をのぞいてみると、前日の雨はすっかり上がっていた。

朝食のために1階に下りる。



ここで、ちょっとおいしそうな景色をひろった。
ビジホ4階のエレベーターに通じる廊下の突き当たりに窓があり、紅白の鉄塔のちょい左側に雪をまとった富士山のてっぺんあたりが見えている。
前日、このビジホにチェックインした時には、まさかこの方角に富士山があるとは気にかけなかった。
そうかぁ~
盆地になっている甲府市内からも富士山が見えるんだなぁ~
と、実感した、5月12日7時52分であった。
嬉しくなって、カメラを手にビジホの外に飛び出して空を仰いではしゃいでみる。
ネットで宿探しをしている時、このビジホには2連泊以上すると一泊あたり¥4,500という連泊プランがあるのを見つけて、前日から3連泊して腰を据える決意を固めたのだ。

ガイドブックによると富士山ビューポイントらしい『道の駅富士吉田』を目的地に設定して、カーナビの指示通りに走行する。
一般道(たぶん国道137号線)を甲府側からダラダラと上って、河口湖方面への下り坂の途中、とあるカーブ脇にちっちゃな側道があって木製の展望台らしき所にクルマやバイクを何台か停めて、展望台の上からカメラを構えている人達を発見した。
目ざとくワタクシも急ハンドルを切って、側道にクルマを乗り入れた。
本線上に小さな案内標識があって、『富士見橋』と書かれている。
どうやらそれが、この小さな橋の名前らしい。
このカーブの前後あたりに、眺望が開けて富士山が見えた。



富士見橋の木製の展望台に乗っかって、カメラを構える。
空の青さ、山の緑、適度な雲に配色されて、雪化粧を残した富士山が見えた。
心の美しい人にしか見えない程度にボンヤリ遠くにかすんだ姿ではなく、この時、これまでのワタクシの人生で一番ハッキリとした富士山の姿を目にしたのだ。
このままここで見とれていても良いのだが、雲の塊が厚めの腹巻のようにまとわり着いているのが気に入らないし、もう少し近づきたいので、『道の駅富士吉田』を目指す事にする。

ところが、、、、、、、、、、、、、

          

10時ごろ到着した『道の駅富士吉田』も晴れていた。
晴れていたが、富士山の方角だけが雲に隠れて見えなかった、、、、、、
何故だ、、、、、、?
ワタクシの推測によると、富士山に近づく事によって、さっき富士見橋から見えた富士山に厚目の腹巻のように巻きついていた雲が富士山を隠してしまったのだろう。
こんだけの晴天でも富士山が見えない、、、、、、
さっきの富士見橋で感じたワタクシの幸福感も、雲の中に隠されてしまったのか、、、、、、

道の駅を出て河口湖、山中湖周辺を流してみたが、やはり沿線からは富士山は見えない。
御殿場あたりまで進んでいくと、対向車線に、ワタクシのクルマが進むのと反対方向の山中湖や河口湖方面に向かう北行きのクルマが随分増えてきた。
そうか、この日は日曜日だった。
今から北向きにUターンしても、既に渋滞しているのかも知れないので、そのまんま南方向に進んでいく。
ふと思いついて、去年も走行した『南富士エバーグリーンライン』に乗っかって、水ヶ塚PAまで上昇してみたが、



11時05分、
水ヶ塚PAも視界は開けていなかった。
雲の中というか、霧の中だった、、、、、、、

さぁ、どうしようかな、、、、、、、、、



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