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だらだらぼちぼち

新たな気分で四国カルストへのリベンジ (4) 険しい道のり

2015年09月19日 16時40分02秒 | 風景光景

つい1週間ほど前、Wi-Fiルーターが突然ダウンしてしまったので、iPhoneのWi-Fi接続ができなくなった。
ワタクシは元来、iPhoneへの依存度はさほど高いほうではないので、Wi-Fiが使えなくても平気なつもりでいたのだが、そうでもなかった。
どうにもならない不便さに我慢ならなくなり、頭文字『K』から始まる家電量販店に走り新しいWi-Fiルーターを買ってしまった。
最初はネット通販にしようかどうか悩んだのをきっかけに、ネットで『Wi-Fiとはなんぞや?』という疑問を調べているうちに、どんどん時間を浪費してしまいヒマがとれなくなっていた。

せっかく頭文字『F』から始まるところからgooブログへの凱旋を果たしたものの、その先がなかなか進まないのは困ったもんだ。
そうそう、昨日から準備したiPhoneのOSアップデート中にもちょいとしたアクシデントに見舞われてソワソワしていたのだが、その問題もどうにか解決したようだ。

何度も言うようだが、2009年10月に四国カルスト天狗高原まで遠征して、ようやくたどり着いた現地は濃霧の真っ只中だったため引き返さざるをえなかった。
その2009年に行った時には、現地での天候のほかにも不安な事があって、
天狗高原に順調に近づいていたのに、突如、センターラインの無い狭い道に遭遇してしまった。



これが、その時の狭小区間であるが、広角レンズで撮影したのでどうにも狭さが全く感じられない写真になっているが、
もしも対向車が来たら、絶対にすれ違えない道幅だった。
後続車が来るのを待ってその車の後をついて行くという手も考えたが、肝心の後続車が来る気配が全く無い。
仕方が無いので、
「どうか対向車が来ませんように」
と、祈りながら狭小区間に乗り入れたのだが、幸いなことにセンターラインの無い狭い区間はすぐに終わり、センターラインのある風景が広がってきたのでホッとした。

で、今回はその狭小区間を避けようと知恵を絞ってみた。
つまり、前回は西条市から南下するルートを取ったので、今回は高知市方面から北上するルートにしたのだ。

だが、その努力も無駄だった。
カーナビによると天狗高原まであと10kmを切ったあたりで、メイン道路が前年の台風のために通行止めになっていて、迂回路はあるものの、その迂回路がまたすんごい道路だったのだ。

まず、狭い。
当然のように、センターラインなど無い。
どんくらい狭いかというと、例え軽自動車どうしだったとしても対向車とすれ違うことなどあきらめなくてはならない。
そのうえ、クネクネ折れ曲がり前方の見通しがほとんどきかない山道である。
急なカーブの向こうに何があるのか、何者がやって来るのか、全く予想もつかない。
ただ、唯一の救いは舗装されている事だけだったが。


つまり、こんな道路である。
2009年に撮った上の写真とは違い、今回は広角レンズではなく標準レンズなので少しは狭さが実感できると思われる。
結局、そのクネクネ迂回路は天狗荘のすぐ近くまで続いていたのである。
対向できない見通しのきかないクネクネ道だったのでとてもメモを取る余裕など無く、ワタクシのオボロゲな記憶によると8kmあるいは9kmはたまた10kmほど、そのクネクネ山道迂回路が続いていたのであった。


          


ハンドルをさばく両手の平にも背中にも額にもダラダラと冷たい汗をかきながら、ひたすら前方だけを見つめてゼエゼエと息を切らしながらクルマを走らせていると、13:32、無事、天狗荘に到達したのであった。

もちろん、全身からホッという音が聞こえたのは言うまでもない。



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