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だらだらぼちぼち

クリスマスはどうするの

2011年12月26日 13時25分57秒 | 風景光景

クリスマス寒波、、、、、、、
何というロマンチックな響き。

「クリスマスはどうするの」
そんな事を歌ってたのは渡辺美里だが、どうするのって聞かれても出勤しなければならないわけで。



昨日、12月25日、
出かける前に道路情報をチェックするとチェーン規制がしかれていたのを確認したものの、大して気に留めずに。



早朝あるいは夜中に降ったらしく、場所によって程度の差があるものの、目測で積雪15~20センチ。
引き返すわけにも行かない地点まで進んでしまった頃、まさかここまでの積雪になっているとはつゆ知らず。
昨シーズンから冬季にはスタッドレスタイヤに履き替えているワタクシのクルマではあるが、
元々、雪道走行の経験はほとんど無いわけで、
タイヤは大丈夫でもドライビングテクニックというやつが、全くのカラッポ。
いやいや、記憶をたどると全く未経験かというとさにあらず、
昨シーズンも雪道走行の経験はあるものの、あの時は積雪後何日か経ってから解けたりまた凍結したりを繰り返している状態だったので、こんだけ降りたてホヤホヤの雪道を走った事などあるわけが無い。



途中、先行車が何台も停車したので、台風12号の復旧工事のための片側通行規制かと思っていると、ほどなくワタクシの前のレッカー車が対向車線に進路を変えて発進した。
レッカー車についていくと、カーブの向こうで雪道で動けなくなったクルマがいたための渋滞だとわかった。

先を急ぐので、その場はスルーして、
その後も、スタックして路肩に停めているクルマを何台か見た。
1台は、スーツ着たお兄さんとお姉さんがクルマから降りて、どういうわけだか、路肩に置かれている凍結防止剤の袋を破いて中身をタイヤのあたりにばら撒いていた。
ノーマルタイヤで乗り込んでおきながら、今さらそんな事してどうすんの?
とつぶやきながら、手伝わずに追い越していくと、
いやいや、決して冷酷なわけではない、
妙な雪だまりにうっかりとクルマを停めようものなら、今度は自分が再スタートできなくなる恐れもあるので

「君達はまだ若い、いつか春になるまでにはきっと脱出できる事を祈りたい」
と、エールを送りながら、皆が次々に追い越していく。

前を行くレッカー車の2台前にはクロネコヤマトのトラックが走っていて
こいつがひたすら慎重なドライバーで、
下り坂にかかると時速10~15キロで走行を続けている、、、、
いったいいつになれば目的地までたどり着けるのかと冷や冷やした。

そんなこんなで、
いつもは1時間かからない区間を、1時間20分かけて通過。
念のために早めに出発しておいて良かった良かった、とホッとした朝だった。