goo blog サービス終了のお知らせ 

酒と音楽とPC

血は酒で出来ている(某声優談)。他の趣味はPC組み立てるのと音楽聴くのしかない。

TEAC AP-505

2019-08-27 15:14:13 | オーディオ

パワーアンプ?無理無理、高いしオーバースペックってのがこれまでの自分のスタンスだったのだが、よく考えてみるとネットワーク接続環境を維持したければDRA-100をプリにしてパワーアンプ買ったほうが安上がりなのである。オールインワンであるDRA-100を完全にアップグレードしたければ高価なオールインワンにするか、新たにネットワークプレイヤーを買った上にプリメインアンプが必要になるのだ。もちろんそんな金はない。

プリメインアンプのAX-505はチェックしていたが、TEACはもう一つNcoreで小型パワーアンプを作っていた。それがAP-505で今年の6月だかに発売だからまだ出たてのほやほやという機種であり、オーディオの最新情報に疎くなっている私が知らなかったのも無理もなかったのだ。

これに採用されているNcoreはMarantzのフラッグシップアンプであるPM-10に採用されているようなものとは違って低価格版とはいえ130W/4Ω、90W/8ΩとDDFAよりかなり出力が高く、多少ヘタリが来たとしてもなんとかなる出力を持っている。そして、Denonの新型PMA-150H同様、BTL接続対応で物足りなくなったらデュアルモノ構成ができる。Denonだとプリやネットワークが二重になって無駄な感じがするがこれなら無駄なくアップグレードできるというわけだ。高能率ではあるが8ΩというDRA-100だとちょっときつい仕様であるタンノイもこれならなんとかなるだろう。つーか、タンノイの代理店であるTEACのアンプで回らなかったらちょっと問題である。

ただし、問題は残っている。AP-505はEsotericブランドでもないくせにXLR接続に最適化されているのである。DRA-100みたいな安物にXLR端子などあるわけもなく、変換を噛ましても音質は良くならないだろう。そこで安手のネットワークプレイヤーを調べてみたら・・・大抵のものにはボリュームなんてついとらん(笑)。プリとして使うのは想定されていない。そりゃ、そうだ。ボリュームがついているのはヘッドフォンアンプやDACのカテゴリーに入るものばかり。その中でネットワーク接続に対応している機種は多くない。私としては使わないヘッドフォンアンプ部やDAC部に無駄に金をかけてるのはもったいない。その上XLR接続対応と言ったらまともなものは15万コース。その中でボリュームも付いているとなったらほぼTEACしかない。これはきっとNT-505、最低でもNT-503を買わせる孔明の罠、ハメ技の類だ(笑)。

*一応ボリュームとXLR接続端子に対応したDACヘッドフォンアンプとしてPioneerのU-05があるが、対応規格がもう周回遅れの上に廉価チップ(ES9016S)を採用しており完全に型落ちで食指が伸びない。このジャンルの機種は発売後2年経ったらもう時代遅れと言っていいだろう。NT-503の方が廉価とはいえ新しいAK4490採用の分まだマシである。Denonがよく使うPCM 1795あたりも今更感がある。

それでもAP-505の方がDenon 2500NEより無駄がなくネットワーク接続環境を維持できることになる。当分DRA-100+AP-505でいくか、2500NE+ネットワークプレイヤーで気分を一新するか、なかなか悩ましいことになった。2500NE(2016年モデル)はモデルチェンジも近そうだし今買うのは時期が悪そうだ。うーん。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Noctua NF-A14 ULN | トップ | 電源換装のごたごた »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

オーディオ」カテゴリの最新記事