きのつらゆき(Kino_Tea)

紀貫之のごとく、気の向くままに、つらつらと、(書いて)ゆきましょう。
ブログというより備忘録。スケート関連多い。

ナースチャ、リカ、ロスコ (Anastasiia V. Gubanova, Rika Kihira, Alisa Lozko)

2016-09-04 | Skating

気がつけば、パソコン関連の記事よりスケートの記事のほうが多くなっているが、またスケートについて。

ジュニアグランプリ・チェコ大会

Podium of JGP Czech
(Gettyimagesから。埋め込みがうまくいかないのでリンクで。)

表彰式のリカ149cm、ナースチャ148cm、ロスコ156cm。


アナスタシア・グバノワ(Anastasiia V. Gubanova)

茄子茶(Nastya)こと、Anastasiia V. Gubanova選手が優勝。Anastasiiaの愛称がNastya(ナースチャ)だ。アナスタシアさんは、ローマ字ではAnastasiia、Anastasia、Anastasiyaなどと綴るようだ。また同姓同名(Анастасия Губанова)のペアの選手(Anastasia A. Gubanova、2000年生)がいる。こころなしか、お顔が茄子に似ている。ムーミンにも似ている?

Anastasiia V. Gubanova
(Gettyimagesから。埋め込みがうまくいかないのでリンクで。)

このナースチャ選手、昨季のロシアジュニア選手権は12位とふるわなかったが、'14/'15シーズンから?日本のスケオタさんに注目されていて、スケーティングの所作が美しく、高難度のジャンプ(3Lz+3Lo)が跳べる選手だ。


今回フリーは前半で3Lz+3Tを転倒したが、後半で3Lz+3T+2Tを跳んだ。あまりタノタノしない正統派の選手。ノービス時代から4年間、国際大会は無敗だ。

 


アナスタシア・グバノワ(Anastasiia V. Gubanova, Анастасия Губанова)選手のプロフィール

2002年12月2日生(平昌五輪に出場できない)、身長148cm、トリヤッチ出身
所属はサンクトペテルブルクのオリンピック予備軍青少年スポーツ学校(SDUSHOR)、コーチはアンゲリーナ・トゥレンコ(まだ20代の女史) * *

SP:白鳥(サン・サーンス) FS:ロミオとジュリエット

Wiki ISU BIO Rus BIO Instagram 



紀平梨花(Rika Kihira)

初出場のリカ。ショートは首位。フリーは最終滑走で、土曜日の22時30分過ぎ(日本時間)だったので8,000人以上が視聴している。注目の3Aは転倒。少し痛そうな転びかただ。成功していれば浅田真央選手の最年少記録を塗り替え14歳と約40日での成功となった。(浅田選手は2004年12月第一週のJr.GPファイナルのフリーで成功したので14歳と約70日か。)次に出場する大会でも記録更新が可能か。

Rika Kihira and Her Coach
(Youtubeの ISU Channel より。濱田美栄コーチとリカ。)

3Aだけの選手かと思ったら、3Aがなくても総合的に素晴らしい選手のようだ。昨年の全日本ジュニアで見た時からかなり成長したということか。しかし直前のサマーカップ(国内ローカル)は山下真瑚等に次いで5位だったので、真凜と同じく国内はボチボチで、国際大会の大舞台で強い選手なのかもしれない。185.51点は昨年の本田、白岩の第1戦を上回り、ロシアの巨神兵ツルスカヤと同じくらいの点数だ。0.08点の僅差で2位だったのですごく残念そうな表情をしていた。

ひっつめ髪にせず、おさげ髪前髪パッツンで、歯の矯正中。

プロフィールはこちらまたはこちらを参照のこと。


ロス子(Alisa Losko)

「無垢な白鳥」、「蝶の妖精」と愛称をつけたが、実は「とげのあるバラ」であるロスコ。少しツンデレなキャラ。彼女のインスタグラムを見ると、ロスコは絵が上手な、目もとパッチリの美少女であることがわかる。

スケオタさんの言う「変態スピン」はネーミングがイマイチなので、「白鳥スピン(Swan Spin)」と命名してみた。「ウイング・スピン」でもいい。「風見鶏スピン(Weather Vane Spin)」か。

Alisa Lozko
(Gettyimagesから。埋め込みがうまくいかないのでリンクで。) 

ロスコはフリーは特に精彩を欠いていた。それでも3位だが。得意のループジャンプを含め回転不足が多かった。リンクサイドで、昨季のババリアンオープンで一緒だった青木祐奈が見ていた。

Aliza and Yuna
(Youtubeの ISU Channel より)

日本のアニメが好きで、ノートに日本語を書くロスコ。キスアンドクライにとなりのトトロの水筒を持参したようだ。(公式グッズではないらしいが・・・)
アリーナ・ザギトワと同じ(モスクワから東へ1,000kmの)イジェフスクの出身



アリサ・ロスコ(Alisa Lozko, Алиса Лозко)選手のプロフィール

2002年6月1日生(平昌五輪に出場可)、身長156cm、イジェフスク出身
所属はサンクトペテルブルクのスターアイス(SDYUSSHOR)、コーチはタチアナ・ミーシナ、オレグ・タタウロフ(つまりミーシン・チーム) *

SP:スワン(アンナ・パヴロワ) FS:ミロール (エディット・ピアフ)

ISU BIO Rus BIO Instagram



グバノワは靴をベージュから白に替え、ロスコは白からベージュに替えたようだ。二人が現地で靴を交換した・・・なんてことはない。


青木祐奈(Yuna Aoki)

頑張れ!関東勢!
ループが得意な選手だが、そのループの調子が悪い。また、トウジャンプは想像以上に苦手なようだ。ロスコともどもループが得意な選手は、身体の成長期は要注意だ。リーザ・ヌグマノワも気になる。

プロフィールはこちらを参照のこと。


(他のかたのブログよりで恐縮だが、)
冬ソナちゃん(デンマークのJosephine KAERSGAARDさん)、演歌ちゃん(梶芽衣子の恨み節、カザフのAlua MUKHAMETKALIYEVAさん)もいたようだ。3組ラストのキム・ハヌルから見たので気がつかなかった・・・ 

カザフは2名出場したが、自国のリンクで養成中のようだ。(落下傘で海外組の)ツルシンバエワを目指して頑張れ!


デジタル国旗掲揚も前回のフランス大会と違い、HD画質になったが・・・ やはり、おごそかに人が掲げるほうがいい・・・

Victory Ceremony
(Youtubeの ISU Channelより)

次週はいよいよジュニアグランプリ日本大会。本田真凜(Cheerful Mareeen)の登場だ。新人の山下真瑚(Coral Reef)も要注目だ。 フランス大会2位の坂本花織(Flower Weaver)もファイナル進出がかかっている。

ロシアからは猫耳娘アリサ・フェディチキナとオリエンタル美少女ソフィア・サモデュロワが出場。(写真右の子)


男子の試合は見ていないが、フェディチキナをたぶらかすアリエフが優勝したとか。おのれアリエフ~。


See also
Russian Skaters (Junior Ladies)
3+3Lo Jumpers
Junior Grand Prix Series 2016