鉄肝(tekkan)

お酒はよく噛んで呑みましょう

駅舎のカフェ ちゃちゃカフェ 東栄町ツーリング1

2013-10-08 22:22:22 | 単車
ちょいと前のツーリングなんですが…痛めた体に良い場所へ行こうと単車にまたがりました。
「体を痛めているのに単車なんて乗って大丈夫か?」と心配して下さった方、ありがとうございます、
私の体なんですが同じ姿勢を取り続けていると痛みがやって来ます、姿勢にしても良い悪いがありまして、
寝るのが一番辛く、少し歩くのが一番楽なんです。寝る→座る→立つ→歩くって順番で楽になり
寝るのもうつ伏せが最悪なのです。

移動手段ですが、単車を運転する方が四輪を運転するより楽で、電車・バスに座り続けるのは
とても辛くなります。
単車を運転している時は絶えず荷重を移動させフットブレーキ・チェンジペダルを操作するので良いようです。

AM6:00に自宅を出発、国1バイバスをスタコラ走ります。この道以上に単調な東名・新東名は体に毒な道で
「短時間で長距離を移動」ってだけの道は、つまらないのでどこへ行くにも避けてます。

走行中の脳内再生BGM、今回は“Chelo(チェロ)のCHA CHA(チャチャ)♪”ご陽気にまいりましようヽ(´ー`)ノ



国1で天竜川を越えて県65を使い浜松市の中心部をパスし国257に出て北上、新東名の浜松いなさIC入口を過ぎ
間もなく県47へ、案内看板に従い三遠南信自動車道の三遠道路へと進む。

この三遠道路を北上するんですがトンネル部分が半分以上でして、ずぅーーーーーーっと屋根?付き。
5つのトンネルをくぐります、中でも最長の三遠トンネルは4,525m、入るとヘラヘラ笑いがこぼれて来て、
出口付近ではゲラゲラ笑っちゃってます(;´Д`)隧道好きの面目躍如?

三遠トンネルの余韻でまだ笑い顔のまま国151の名号交差点を右折します。
遅ればせながら(タイトルには書きましたが)今回のツーリング目的地は愛知県北設楽郡‎東栄町‎であります、
静岡市葵区の自宅からは片道130kmほどで到着出来る手頃なツーリングコースで色々大好きな所です。

国151からJR飯田線東栄駅へ寄り道します。
ここにはリラックス出来る駅舎のカフェ「ちゃちゃカフェ」があるんです。


 

この東栄駅にはJRの職員さんは居ません、無人の改札を抜けホームに出てみます、
のどかな駅の風景、ホームから見る駅舎はユニークな形をしています。
  
東栄町のある奥三河に伝わる有名な神事「花祭」で使われる鬼の面をモチーフにした形で、
東栄町内を巡るとあちこちで鬼に遭遇します。

駅舎に戻り、待合所の横にあるカフェ入口に入ります。


「こんにちは」っとお邪魔しますと、やさしそうな女性オーナーさんが出迎えて下さいます。
柔らかな光の入るスペースにはテーブルやイスの他に雑貨などが並べられ、
落ち着いてはいますが寂しくない雰囲気があります。
特徴的な薪ストーブは暖房の効きにくい駅舎に必要と、オーナーさんがJRと根気よく交渉し設置出来た物です。
  

メニューを見て驚くのはリーズナブルな価格設定です、オーナーさんと色々お話しさせて頂いて思ったのは、
ここはただのカフェではなく場所が駅だという事もあって、地域の情報が集まり交流が行われる貴重で、
老若男女誰でも気軽に利用出来る場所なのだという事、それには利用しやすい価格設定が必要なのだろうなと。
観光客の私も嬉しい価格の恩恵に預かります、中京圏といえばモーニグサービス♪私も迷わずお願いしました。
  
手造りの美味しさです!やさしい味で、しっかりとした満足感がありましたヽ(´¬`)ノごちそうさまでした(´人`)

ご高齢な方の多い東栄町にあってモバイルIT化が凄く盛んで、日々の事をお爺ちゃんやお婆ちゃんが、
ガンガン呟きまくってるとか(^Д^)楽しいオーナーさんとの会話も弾み、あっ!と言う間に出発の時間、
「それでは、また来ます」と腰を上げたらホームに電車がやって来ました。

本数の少ない列車の乗降客の少ない駅、地域にとって大切なスペースですから長く営業してほしいと感じました。
オーナーさんは働き者すぎるので過労で倒れたりしないようにご自愛いただきたい。

駅駐輪場から単車を引っ張り出し東栄駅北口交差点から国151を北上し旅を続けます。


ちゃちゃカフェ
北設楽郡東栄町三輪平栗50-2(JR飯田線 東栄駅内)
営業時間 8:00~17:00
定休日 火・水曜日
0536-76-1220



   
希望を胸にみんなで艱難辛苦を乗り越えよう。