陸のシンクロナイズドスイミング・マーチング

先頭の指揮者みたいな人（ドラムマスターと言う）が腕を上下に上げ下げしながら
40人弱の楽器隊を引き連れ隊形を変えながら行進する。
5分間のパフォーマンス。

簡単に言うと、
吹奏楽＋マスゲーム
　それが、マーチング。
　　　　　　※幼稚園児の時にやったマーチングとはちょっと違うかな。原形は同じだと思うけど。
　　　　　　　　　より秩序があって、動きがあって、緊張感がある。


きっかけは、叔母さん。
叔母さん「○○ちゃん、今度北九州で□□（従妹）の部活の九州大会があるから、暇だったら見に来てみたらどう？」
wa「へー、近くであるんやけん折角だから行ってみる」
と言う夏のひとコマ。


で、当日。一番手スタート。



鳥肌


立った。

「ミリ単位」にそろう所を見たのは初めてだった。正確にはミリ単位ほどの技術はなかったが。


「気持ち悪いくらいぴったりと動きを合わせたら、『あれっ、なんか変なことが起きてる』と思って見てくれる人がいる」（昴のセリフより）

とかなんとか思った。


行進して足の上げ方とかきっちりそろってて、列で曲がるときは、
端の人が急いで、中の人は足踏みして、形が崩れないように曲がる。

それが演奏しながらだからね！

足元なんて見れないし、暗譜だし、動きも全過程全て頭に入れて、たえず動く。

大学生の私としては、中学生がここまでできるもんなのかぁ…
と驚嘆するしかなかった。

こんなもん、私なら容量ギリギリで、即フリーズだなって思った。

出来なくて挫折して、悔しくて涙で前が見れないと思う。
やれば出来ないことなんてないって言われるだろうが、これは、出来ないよ。

出来ないことが足し算じゃなくて、掛け算で増えて行く感じ。無理ですわ・・・
感心


見ながら、鳥肌だけじゃなく、ちょっと涙も出そうになった。
しんとした会場で、楽器の音と足音が響く。

そして、真剣な顔。凛とした姿勢。精一杯の演奏。

「…お姉さん、感情が昂ぶっちゃったよ…」

他にも、ハートや丸○や音符や波線～など、直線と曲線を組み合わせた人文字も見もの。
これも楽器を担いで演奏しながらね。その形のまま前進してきたりもする
気づいたらもう次の形になってほんとすごい、飽きない。

一緒に行ったばあちゃんが昼食べたそうだったけどギリギリ香月中学（北九州市はレベルが高いって叔母さんが言ってたから）のまで見せてもらった。


これ書きながら、思ったんだけど、マーチングはプログラミングっぽいなぁってこと。


決められた順序で、決められた形に、ぶつかる事も、止まることもなく、
いろいろな形を経て、最後までやりとおす。

１人（１つ）のミスも命取りになるのも一緒だね。

だから、もし昔、うちの中学にマーチングがあったとしても、絶対やらない。
こんな息が詰まること出来ない。Mならやれるかもしれんがなー(笑)

いろんなことを踏まえてマーチングは、
私が出来そうにないことを、やってのけてるから感動したんだなって思った。


2時くらいに叔母さんとばあちゃんと小倉駅でお別れして、それからは小倉ぶらぶらした。


本屋でファッション雑誌を片っ端からめくり目を養って買い物へーー！GO

なかなかいい服無いのね。飽きて上のタワレコへ。


なぜか財布に入っていた教科書代が「ハナレグミ」になってしまった

でも、いい曲でねー、買っちゃった
今度パラに行く車の中ででも聞こうかなって

ここでも、視聴しながら泣きそうになってしまったけんね(笑)

　最近、敏感なんだろうね


また、長くなった…最後まで見てくれてありがとう