TREK 4300 で行く

2012年4月、TREK 2.5 が仲間入り。
マウンテンとロード、2台のTREKを駆って北の大地を疾走します。

藻岩山登山

2005年09月06日 | 日記

会社の同僚と行くチャリの旅、第三弾。
今回も翌日が仕事ということを考慮し、近場を選択した。

いつもの場所にいつもの時間に集合し(ちょっと遅刻した)、目的地に向かう。
「9月の最初の休み」という打ち合わせだったため、9月1日が休みだった相棒は、その日待ちぼうけを食らってしまったらしい。
で、その日は登山道の下見をしてきたということであった。
サンダル履きでしかもチャリを持って登ったというのだから、すれ違った年配の方々は、それはもう驚いたことであろう。

さて、8時に出発したわけだが、近場であるために9時前に到着しそうになった。
時間が余ってしまったので少し寄り道し、旭山記念公園に立ち寄る。
途中の坂道は高級住宅街で、普通では考えられないようなデザインの邸宅が並んでいた。
5分ほどきつめの坂を上るとすぐに目的地に到着。
駐車場から先は自転車乗り入れ禁止とのことで、少し歩くことになる。
景色に全く馴染んでいないトウキビを模したベンチがある、なんとも不思議な公園である。
写真1展望台まで上がると景色は絶景。
なんかもう、藻岩山に登らなくてもいいんじゃないかという気さえしてくる。
写真を撮りつつ時間をのんびり時間をつぶしたつもりだが、まだ9時。
早い、早過ぎる。
とはいっても他にすることも何もないので、藻岩山を目指すことにした。
(途中、自動販売機の下に10円玉を発見し、すごく得した気分になる)

写真2旭山記念公園を出発して10分も経たないうちに登山口に到着。
ここは5つある登山道の中で一番人気のあるコースとのことである。
看板を一通り見るも、記憶力がめっきり衰えている私たちは、どこぞのスパイのごとくカメラに画像として保存するのであった。

登山道には去年の台風の影響かと思われる倒木がたくさんあり、植物界の生態系を垣間見ることができた。
登り始めて10分もしないうちに左足付け根に違和感を覚える。
思えば、朝里峠へ行ったときもまったく同じ症状であった。
足が悪いのかもしれない。
それよりも、よくこんな山道をチャリを持って登ったものだと、改めて感心する。

全体の30%ほどの地点で謎のコンクリート基礎を発見。
もともと何かあったのか、はたまた何かを造ろうとしてやめたものなのか?
二千年くらい後世の人は、吉野ヶ里遺跡の櫓のようなものを復元するに違いない。
現代人でさえわからないのだから、それくらいはご愛嬌である。

写真41.8km地点の馬の背に到着する。
その名のとおり、尾根づたいのなだらかな道が続いている。
その道の途中、3体の地蔵と2本の倒木を発見!
位置関係からして、どう見ても地蔵が念力で倒したとしか思えない。
二十三番地蔵というのが正式な名称のようだが、「念力地蔵」と命名した。

馬の背を過ぎると道のりは一変し、岩の道となる。
左足はかなりきつかったが、その後どうにか頂上に到着することができた。
そこで気づいた。
山道では多くの人とすれ違ったが、そのほとんどは中高年の方々。
若者は、30歳くらいの夫婦with赤ちゃんとジョギング中の20代後半くらいのお姉さんのみ。
これが平日登山の現実なのだろうか?
(別にそういう目的で今回のルートを設定したわけではないが…)

「山頂で昼食を」と思ったが、時間が早すぎたためまだ準備中。
写真3仕方がないので展望台へ上がり、少しばかりかすんでいる街を眺める。
札幌駅などのめぼしい建物については、直線距離を記載した看板がその方角に付いている。
だが、「旭川xxkm」や「函館xxxkm」って意味があるのか!?
ベンチに座り、最近の仕事の話をしながら11時半まで時間をつぶし、ようやく開店したラーメン屋にて早めの昼食をとる。
山頂にあるにもかかわらず、値段は大変お手ごろであった。

昼食後、だるくなる前に下山を開始する。
が、左足が思うように動かず、ヘロヘロになりながらのつらい道のりとなる。
登ってきた年配の女性が、こちらの異変を察知する。
「筋肉が震えているから少し休みなさい」「休むときは登る方向を向く」とアドバイスをいただく。
にしてもよく気づいたものだと、感心する。
言われるまで自分でも気づかなかったというのに。

その後も左足をかばいながらの下山は続く。
わきに落ちていた木の枝を杖代わりにしながらである。
下りながら杖を更新していったところ、
最初はヒノキノボウ程度だったものが、最後はケンジャノツエくらいになっていないかい?
しかし、重いながらも効果は大きく、無事登山口まで戻ってくることができた。
そこからは自転車なので、何の問題もなく帰宅したわけである。

次の日、右足に猛烈な痛みが走る。
左足をかばったために軽い捻挫を起こしてしまったようだ。
まあ、3日目にはもう治っていたのでまったく問題なし。

次の休みは支笏湖だ!

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1 コメント

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支笏湖については書かないの? (カナータ)
2005-09-19 21:19:40
支笏湖については書かないの?

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