決定

チハル、来週8月1日金曜日の午前中に、6階混合病棟に転棟します。

今日、午後からチハルのところに行くと、久しぶりに主治医の先生が来られて、その次に看護長さんが現れ、「面談室で、お話があります」と。
もう、看護長さんが私のほうへ歩いてくる姿は、私の心臓の音とともに、スローモーションのようでした。
面談室で、主治医の先生、看護長さんから転棟の話を聞き、一応「ご両親の承諾を得たうえで」ということで、断ることも出来そうな感じだったんだけど、今断っても、事を先延ばしにするだけだと思ったし、「出ろって言ってるのに居座る患者」と思われてまで居る必要もない。
私もいい加減、看護長さんの姿を見るたびに「来るか、今日か」とイチイチビクビクするのにも疲れてきたし、今のところ、お父さんも激しく反対はしていないので（たぶん転棟の話が本当に進んでいるとは思っていないだけ）、タイミング的には、今が一番いいような気がする。

とはいえ、転棟は不安だらけで、気が重いんだけど。

ま、覚悟を決めると、開き直って頑張れる性格なので、何とかなるでしょう。
これもチハルのステップアップ。何でも経験！！

今日は夕方に、私の従姉と、その息子クンがチハルに会いに来てくれました。
チハルも調子がよかったので、酸素ボンベを用意してもらって、出ることにしました。出るときは「わーい！お散歩、お散歩！！」て感じではしゃいでいたのですが、病棟から出ると、廊下は少しは冷房がきいてるんだろうけど、蒸し風呂状態。せっかく会いに来てくれたのに、チハルの機嫌は、あまりよくありませんでした。
汗だくだったし。
チハルとカズハに可愛い服までいただいて、ありがとう！！
息子くんも、すごく精悍な男の子になっててビックリしちゃった。1年で変わるもんだね。
また、会いに来てやってください！！

すごい声

チハル、ワガママキャンペーンはまだ実施中らしく、今日はお昼ご飯の前にガスを出したら、「ご飯が遅い！！」と号泣。
もう涙流して、すんごい声。この世の終わりのような一大事。
体を悪くして、1ヶ月くらい長期で休んでた看護師さんが、昨日から復帰していて「ちーちゃん、少し見ない間に、すっごい激しく自己主張するようになりましたね」とビックリされました。
部長先生の忠告を、忠実に守るチハルさん。
病院ではそれでいいけど、家に帰って来てもそれでは、困りますわぁ。

今日はチハルのお隣のベッドのMちゃんママとランチに行きました。
今週末から1週間、退院扱いでお家に帰るMちゃん。お母さんも3日くらいの外泊しか経験がなく、1週間で、しかも退院というのが初めてなので、ドキドキしているようです。ホント、頑張ってほしいな。
Mちゃんのお母さんにしても、Rくんのお母さんにしても、私よりもたいぶ年下なのに、すごくしっかりしてて、「私がこの人たちの年にチハルを産んでたら、とてもこんなに強くはなれなかったわ」と思うことばかりです。

Mちゃんのお母さんといっぱいしゃべって、ストレス発散。
Mちゃんのお父さんは、ウチのお父さんとは真逆の人で、すごく優しくて、ケアも自分から進んでするし、私から見たら出来すぎなくらいなんですが、お母さんは不満も多いらしく、「どこの男もみんな一緒ねー」ってことで落ち着きました。

ランチに一緒に行けるほどチハルと同じ病室のお友達のお母さんと仲良くなれたり、主治医の先生や部長先生、看護師さんもチハルを通じて知り合う人は、みんないい人ばっかりで、私は本当に人に恵まれていると思います。

この調子で、病棟が変わっても、人に恵まれますように・・。

立場が逆でも

今日、カズハが朝、学校のプールに行くとき、今日はいつも一緒に行ってるお友達が用事で行けないので、別のお友達と行くために、待ち合わせ場所まで送っていきました。
そのお母さんと、カズハ達を見送った後に立ち話をしていると、チハルの話になり、そのお母さんが2回も死産を経験していることを知りました。
1回目は、突然破水して、全部出てしまったこと、2回目は、用心していて、入院もして、一生懸命注射で陣痛を抑えたり、出てきそうになるのを戻したりしたけど、最終的に死産を決断したことを話してくれました。
そのママが、「あのとき、何で死産なんか選択したんやろ。なんでもっと頑張られへんかったんやろ。って、今でもすごく後悔する」と。私は「私は、チハルを産むときに、死産を選択してたら、きっと後悔してたと思う。でも、産んだら産んだで、私はとても今幸せで、チハルは本当に可愛いけど、チハルはこれで幸せなんやろうか、病院のベッドで、呼吸器やモニターつけて、ずっと寝ていることが、生まれてきて良かったって思ってもらえることなんやろうか・・ってずっと悩んでる。きっと、それは、この先ずっと自分が死ぬまで悩み続けるんやと思う」と言ってしまいました。そしたら、そのママは泣き出してしまって、「ごめんね。このまま話してたら号泣しそうやから、帰るわ」って帰って行ってしまいました。

私も、過去のことなんて考えてもしょうがないことだし、チハルは今、一生懸命生きてるんだから、常に前だけ見て、ポジティブに進んでいこうと心がけてはいるんだけど、今日は久々に過去のことなんかを思い出したり、弱い自分が出てきたりして、涙してしまいました。

さてさて、久しぶりに涙を流してスッキリしたし（ほんのちょっとだけど）、気持ちをリセットして、明日からまた、笑顔の母で頑張ります。

今日はカズハ、お昼からおじいちゃんと「崖の上のポニョ」を見に行ってました。帰って来て、一緒にお風呂に入ってたときに内容を聞いたんだけど、「お母さんは見てないけど、絶対そんな話じゃないと思う！」というような話をしてくれました。言わなかったけどね。

相変わらずの

画像ですが、おやつを食べています。
今日のおやつは、蒸しパンみたいなものの角切りでした。
チハルはとても美味しかったらしく、相変わらずの白目。白目をブログに載せるのは、出来ることならあまりしたくはないのですが、今日のおやつのときは、何度撮っても白目でした。

3連休も今日で終わり。
明日からお父さんはお仕事。カズハは明日から金曜日まで、学校で水泳教室があるので、それに参加します。

パイナップルジュース

今日は、午前中にお父さんとカズハと3人でお買い物に行って、少し早めにお昼ご飯を済ませて、帰りにカズハを私の実家に預けて、一旦家に帰って来ました。
冷蔵ものなんかを冷蔵庫に入れて、いつもだったら1時くらいにチハルのところに出かけるのですが、今日は暑すぎて、家の用事を済ませたら、すぐにチハルのところへ涼みに行きました。
12時半ごろに行ったら、まだお昼ご飯を食べていなかったので、お父さんがあげました。今日は、文句も言わず、おとなしく待っていたようです。
しばらくベッドで遊んで、1時半くらいに、酸素ボンベを用意してもらってお散歩に行きました。外に出るのは暑すぎるので、院内だけ。でも、チハルはすごくいい顔ではしゃいでいました。
お父さんが、パイナップルのジュースを買ってたので、チハル、パイナップルジュース初体験。ペットボトルのフタに少し入れて飲ませると、本当に美味しそうに飲んでいました。何回も何回も催促。画像は、ジュースを味わっているチハルです。

多かった痰も、まだ本調子ではないものの、減ってきています。
8月のお父さんの休みのときまでには、いつもの調子に戻れるかな？っていうか、母は外泊する気マンマンなんだけど、できるかどうかが、まだ分からないんだけど。