注入

昨日、養護学校に行ったときのこと。
色んな場所を見学させてもらったり、お話を聞いたりで帰るのはお昼になってしまい、ちょうど給食が出てきました。
いろんな形態をとってもらえるのは、さすが養護学校！
先生が「チハルちゃんの注入は、一日何回くらいなんですか？」と聞いてこられたので「ん？誰かと間違ってるのかな？私、チハルが注入なんて一言も言ってないし」と思って「チハルは注入じゃないんですよ」と言うと、先生は「じゃあペーストみたいなものをお口から食べてるの？」と言われ「いえ、普通です」と言うと「普通って、お粥か何か？」と、どうも普通食を食べているということに、話がなかなかいかないので「いえ、柔らかくはしていない、普通のご飯です」と言うと、先生ビックリ仰天！！
どうも、私が電話でチハルの状態を説明した「寝たきりで、人工呼吸器と酸素が常時必要で、自分のことが何も出来ない」というので、先生は自分の経験とかでだいたいチハルはこんな子というのを想像していたらしく、想像の中ではチハルの栄養は当然注入だったようです。
若干パニック気味の先生に「さくらんぼの種とか、食べ物と一緒に口に入れたお箸をそのまま噛み砕いてしまったりして、食べていいものと悪いものの区別がついていないのが悩みです」と言い放つと「た、頼もしいです・・」と。
先生、混乱させてごめんなさい。
でも、チハルはそういう子なのです。

そのチハルさん、今日は何故か圧と酸素が逆戻りしていました。
機嫌は悪くないし、痰もきれいだけど、ま、このまま一進一退を繰り返してよくなっていくのでしょう。