ちはるびより

タナトフォリック骨異形成症の娘チハルと3歳上の元気なお姉ちゃんカズハを育てる母の日記です。

皮肉

2008-10-10 22:47:13 | Weblog
一昨日の晩にまたお義母サマから電話があり「ホンマにN(お父さん)に言うたほうがええんやろうか」とか何となく自分の息子に言いにくそうにしているので、言いたくないんやったら、別にいいけど・・それより覚えてたんや!と思いながら「せっかく今、1週間なら退院でもいいって気になってきてるし、ここで周りがやいのやいの言ったら気持ちが引くかも知らんから、また少し経ってからでもいいと思うけど」と言うと「でもアンタは早くチハルを連れて帰りたいんやないん?」と聞かれ「そりゃそうやけど、お父さんの気持ちを無視して勝手に連れて帰るわけにはいかんしね。でも、いつまで気持ちを待てばいいのかな?チハルはそのときまで頑張ってくれるのかな?とは思うけど」と言うと、お義母サマ、急に号泣しながら「何でそんなこと言うがぁぁぁぁ!?」と叫ばれました。
「でも、実際問題そうやしね。今は全然問題なく落ち着いてはいるけど、どこまで頑張ってくれるかなんて分からんし」と言うと「アンタはそういうこと、毎日考えとるんやね。辛いね。悲しいね。」といつまでもメソメソ。

いえいえお義母サマ、毎日そんなこと考えているほど、私は暇ではありません。でも、心のどこかでは、いつもそういう覚悟はしています。
「悲しいね」「辛いね」という時期は、とっくに過ぎたのです。
私はね、チハルの病気と、チハル妊娠中のときのアナタの心ない言葉のおかげで、こんなに強くなれたのですよ。

お義母サマ、珍しく殊勝に「あたしに何か出来ることはないかいね?」と聞いてきたので「メソメソ泣かないこと」と言っちゃいました。

結局、自分で今は息子には何も言わないことに決めたみたい。
ま、どうでもいいけんどよ(←義母の口癖)。